ビジネス用のクレジットカードと言うと、会社のためのカードであり個人で持つことは出来ないと考えている方もいるかもしれません。
しかし、実際にはビジネスカードを持つための条件はそんなに難しいものでなく、個人でも簡単にビジネスカードを持つことが出来ます。
本記事ではアメリカでの1枚目のビジネスカードを想定しビジネスカードの口座開設手順を解説していきます。
【そもそも作っていいの?】
まず初めにあなたはこう思ったのではないでしょうか。
「本業以外特に仕事をしているわけではないけどビジネスカードを作っていいのだろうか?」と。
答えはイエス、問題無くビジネスカードを作ることが出来ます。
あなたが既にビジネス持っているかどうかに関わらず、また利益をあげているかどうかに関わらず、ビジネスカードを申請することが出来ます。
ブログでもいいですし、ebayで物を販売する予定があってもいいですし、ソーシャルメディアインフルエンサーとして有名になる予定があってもいいです。
要するに、どんなに小さくても収入を生み出す予定もしくは努力があればそれは認められます。つまりアメリカでパーソナルカードを作る条件を満たしている人は殆どビジネスカードも作れると言って過言ではありません。
【ビジネスカードの審査はパーソナルカードよりは厳しい】
申請前にクレジットスコアを確認しておきましょう。
ビジネスカードは個人用カードに比べれば少し審査が厳しい傾向にあります。
まずは個人用カードでクレジットヒストリーを積み立てしてから申請すると良いでしょう。
参考までに私がChaseのInk Business Cashを申請して承認された時のVantageScoreは763でした。
アメリカに来て2年ぐらいが経っていたと思います。
ただしこのスコアがあれば承認されるわけでも、これより低いと承認されないわけでもありません。あくまで参考で私はこうだった、という話です。
また今既にビジネスを持っていない方は適当にビジネスの名前と内容を設定しておきましょう。SNSをやっている人はソーシャルメディアインフルエンサー(予定)とかでも良いです。
【申請手順】
今回はChase Ink Business Unlimitedに申請画面を参考に解説していきます。
手順1
まずは作りたいカードの申請画面に行きます。Chase Inkシリーズの場合はこちらのリンクからどうぞ。
手順2
作りたいカードの「Apply now」をクリックして申請をスタートします。
手順3
まずは個人情報からです。
個人ビジネスの想定ですので役職はpresident(社長)、税タイプはSSNを選んで入力、総年収は本業を含めた年収を記載します。
そのほか個人用クレジットカード同様に氏名、生年月日、住所等を入力していきます。
手順4
事業形態は個人事業主(sole proprietorship)を選択、ビジネスの名前は自分の名前でもOKです。
別の名前を使っているかはNo、税タイプはSSNを選択して入力、住所は個人の住所と同じ、従業員数は自分1人なので0(入力出来なければ1でもOK)、電話番号は個人携帯を番号をそのまま使います。
手順5
ビジネス開始日は少し前の日付、年間収益は月$500ぐらい稼げたらいいなーということで$6,000
ビジネスカテゴリーはアート・エンターテインメントの独立ライターということにしました。
1ヶ月に使う金額はとりあえず$1,000に、従業員カードは不要なのでNoにしました。
手順6
最後に規約を読んでチェックを入れて、承認を祈りながら確定させます。
運が良ければ承認され、数日~数週間でカードが届きます。お疲れ様でした。
【おすすめのビジネスクレジットカード】
ビジネスカードには魅力的なカードがいくつもありますが、厳選して3枚紹介します。
Amex Blue Business Plus
Blue Business Plusは値会費無料でどこで使っても2%のポイントが付く優秀カードです。
Amexのカードはビジネスカードについても渡米してきた人にも優しいのでそういった意味でも最初のビジネスカードにおすすめです。
Ink Business Unlimited
Ink Business系のカードはサインアップボーナスが非常に高いのが特徴です。
このInk Business Unlimitedは年会費無料にも関わらず、そのへんの年会費有料のカードよりボーナスが高いです。
Chase 5/24を超える前に是非作っておきたいカードです。
Ink Business Cash
Ink Business CashもUnlimitedと同等の非常に高いサインアップボーナスを持ちます。
さらにインターネット料金などの固定費のカテゴリで5%の還元率があり、作っておいて間違いのないカードです。
【最後に】
紹介したのは私の申請の一例なので、細部についてはこれを参考にご自身の情報を入力してください。
今回はChaseの申請画面で解説しましたが、Amexでもほかの会社でも聞かれる内容に大きな差は無いはずです。
一通り説明しましたが思ったよりは簡単だったのではないでしょうか。
ビジネスカードはミニマムスペンドこそ大きいものの、サインアップボーナスも大きく、またChaseの5/24ルールにカウントされないなど利点も多いです。
ぜひ今回の解説を参考にビジネスカードの申請に挑戦してみてください!
皆さんのおすすめのビジネスカードは何でしょうか?
宜しければコメントで教えてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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