年会費の高いクレジットカードには空港ラウンジの利用が可能になるカードがいくつか存在します。
なかでもアメックスプラチナ、通称アメプラはアクセス出来るラウンジの種類が豊富です。
ラウンジによって利用できる条件が違ったり、同伴者の制限も様々です。
今回はアメプラまたはビジネスプラチナホルダー向け、もしくはこれらのカードの作成を悩んでいる方に向けてラウンジ特典を今一度まとめておこうと思います。
【アメプラで入れるアメリカ内のラウンジリスト】
まずはざっくり入れるラウンジを見ていきましょう。
これらはAmerican Express Global Lounge Collection® Programs & Partnersと呼ばれAmexによると世界140ヶ国1,400ヶ所以上のラウンジの利用が出来ると言われています。
入場には基本的にプラチナカードと当日の航空券、身分証明書の提示が必要になります。
乗り換え時に利用することも多いかと思いますが、空港内の移動もありますのでゆっくりラウンジを楽しみたい場合は3時間ぐらいの乗り継ぎの余裕はあったほうが良いでしょう。
またラウンジの場所によってはターミナル間の移動が出来ず、利用出来ないこともあるので、実際に利用する場合はラウンジがターミナルのどこにあるのか、自分の発着するターミナルはどこなのか、確認しておくことが大切です。
アメプラ自体は下記記事で解説しています。
【センチュリオンラウンジ - Amex Centurion Lounges】
from americanexpress.com |
入場可能時間 | 出発から3時間前より(乗り継ぎ時は利用可・到着時は入場負荷) |
同伴者 | 2名まで有料で入場可(2歳未満無料、2~17歳:$30、18歳以上:$50) |
アメリカ国内のセンチュリオンラウンジ
リンク先は外部サイトのレビューですので写真や様子が知りたい人はご確認ください。
これら以外にもWashington(DCA)、Atlanta (ATL)、Newark (EWR)にもセンチュリオンラウンジを追加する計画があります。
センチュリオンラウンジはアメックス直営のラウンジでプラチナカード所有者が入れる最も高級なラウンジです。
2023年1月までは同伴者2名までが無料でアクセス出来ていたのですが2023年2月から同伴者有料となりました。
プラチナカードで年$75,000を使用すればこれが無料になりますがこれはかなり厳しい条件です。
もしくは$195で追加カードを3枚まで発行することも出来ます。追加カードでもプラチナカード所持者とみなされるのでご家族で頻繁に旅行される方は追加カードの発行も検討しても良いかもしれません。
多くのレビュー記事を読んでも満足度の高いラウンジが多いようで積極的に使っていきたいところですが、同伴者有料になってしまったなのが残念ですね。これはセンチュリオンラウンジの混雑解消のためのようです。
せっかくカードを作ってラウンジを楽しみにしても入場制限で断られる...というケースよりはマシかもしれません。
【プライオリティパスラウンジ - Priority Pass lounges】
from americanexpress.com |
入場可能時間 | ラウンジによる |
同伴者 | 2名まで無料(3名目以降1人当たり$32) |
注意点 | 事前にプライオリティパスの入手が必要、レストラン利用不可 |
プライオリティパスは世界中の1400を超えるラウンジに入ることが出来ます。ラウンジの場所については公式サイトをご確認ください。
プライオリティパスには3つの会員クラスがありますがアメプラホルダーは通常年間$469の最上級のプレステージ会員が与えられます。
ラウンジの質はセンチュリオンラウンジと比べれば落ちるようです。
プライオリティパスラウンジはアメプラ以外にもChase Sapphire ReserveやCapital One Venture Xなどでも入ることが出来るため混雑することも少なくなく、そのため入場を断られることもあります。
注意すべきはプライオリティパスラウンジはプラチナカードの提示では入ることが出来ず、事前にプライオリティパスの申請をして会員証の入手が必要なことです。プラチナカードを持っていれば申請自体は無料です。
会員証は郵送で1~2週間で送られてきます。そのためプラチナカードを入手したらすぐに登録をしましょう。
デジタル会員証もありますが一部店舗では利用できないようなので現物を持っておきましょう。
またアメプラではプライオリティパスセレクトのレストランでの利用が出来ないことも注意点です。
通常のプライオリティパスだと提携レストランで$28値引きしてもらえますが、アメプラでもらえるプライオリティパスにはその特典はありません。Chase Sapphire Reserveではこれが付いているのでその点はアメプラの劣る点ですね。
【エスケープラウンジ - Escape Lounges】
from escapelounges.com |
入場可能時間 | ラウンジによる(おおよそ早朝5,6時~夜8,9時オープン) |
同伴者 | 2名まで無料(追加のゲスト化・有料) |
アメリカ国内のエスケープラウンジ
エスケープラウンジはプライオリティパスラウンジより評価が高いようです。
センチュリオンラウンジと異なり、同伴者が2名まで無料でアクセス出来るのは嬉しいですね。
また同伴者3名目以降も所定の金額を払う事で入ることが出来ます。
センチュリオンラウンジのように誰もが使うハブ空港にあるわけではないので、エスケープラウンジがある空港が最寄り空港だったり、仕事の都合でよく使う空港の方はアメプラの価値がぐっと上がるのではないでしょうか。
またエスケープラウンジはデルタ航空を使う時限定でDelta SkyMiles Reserveカードでも入場出来ます。
【デルタスカイクラブ - Delta Sky Club】
入場可能時間 | 出発から3時間前より(乗り継ぎ時は利用可・到着時は入場負荷) |
同伴者 | 2名まで有料で入場可($50) |
注意点 | デルタ航空のチケットが必要 |
デルタの当日のチケットを持つ場合に限り、アメプラで50以上のデルタスカイクラブにアクセス出来ます。クオリティについてもプライオリティパスラウンジより評価が高いです。
国内の場所についてはこちらのサイトに分かりやすくまとめられていました。
入場制限を厳しめにしているので高級感もあり、全てではないもののシャワーも利用出来たりと満足度は高いです。
こちらも2023年2月より同伴者の入場料が$39から$50へ引き上げられました。
利点としては事前にデルタを選択しておけばアメプラの年間$200付与されるエアラインクレジットが使えます。
【プラザプレミアムラウンジ - Plaza Premium】
入場可能時間 | ラウンジによる |
同伴者 | 1名まで無料 |
アメリカ国内のプラザプレミアムラウンジ
プラザプレミアムは全世界に展開するラウンジでいくつかアメリカ内にもラウンジがあります。アメプラで入場できる全世界のラウンジはこちらから確認出来ます。
同伴者1名無料なのは嬉しいですが、ラウンジによっては夕方からの時間からしかオープンしてないので利用を考えてる方は注意しましょう。
【エアスペースラウンジ - Airspace lounges】
Amexのラウンジコレクションのページでは存在を確認できますが、残念ですが現状アメリカ内にオープンしているラウンジは無いようです。
【アメプラ2種を紹介】
アメプラにはパーソナルカード、ビジネスカードの2種類があります。(さらに言えばMorgan Stanley用、Schwab用もありますが)
ビジネスカードの方が支出条件が厳しいですが、作れるならサインアップボーナスの大きい方をおすすめします。
カード作成は以下の紹介リンクからどうぞ。シークレットウィンドウで開くとオファーが変わることもありますので試すのをお忘れなく!
The Business Platinum Card(ビジネス)紹介リンク
【まとめ】
2023年からの同伴者有料化・価格上昇を受けて少し使いにくくなった感は否めないかと思います。
とは言え依然として1人での旅行や出張が多い方にとってラウンジ利用はかなり強力な特典です。
ご家族での利用など複数人での使用前提でしたら家族カードを作ってセンチュリオンラウンジメインの使用も考慮に値するでしょう。
プライオリティパスラウンジ利用をメインに考えるのでしたら正直なところレストランでもプライオリティパスの活用が出来るChase Sapphire Reserveの方が選択肢でしょう。
またAmexがセンチュリオンラウンジを展開するように、Capital OneやChaseも直営ラウンジの展開をスタートさせています。これらの今後も気になるところではありますが、独自ラウンジの数という意味ではセンチュリオンラウンジに追いつくのはまだまだ先になるでしょう。この点ではアメックスプラチナがまだまだ優位性をしばらく保つものと思います。
その他のアメプラの特典を再確認したい方は下記記事も参考にしてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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