IHG Rewards Premier は年に少なくとも数回 IHG ホテルを利用する人にとって価値ある特典を提供するクレジットカードです。
目玉の特典となる毎年の無料宿泊特典に加えて、IHG ホテルのエリートステータスを獲得出来たり、素晴らしいサインアップボーナスを提供していたりします。
今回はそんな IHG Rewards Premier について詳細を確認していきましょう。
【評価・年会費・特典】
IHG One Rewards Premier Credit Card | ||
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おすすめ度 | ★★★★☆ | |
カードブランド | Chase / Mastercard / Personal | |
年会費 | $99 | |
ポイント還元率 | 26x | IHG Hotels and Resorts |
5x | 旅行、ダイニング、ガソリン | |
3x | その他 | |
通常サインアップボーナス | 140,000 Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$3,000の使用 | |
その他の主な特典 |
無条件プラチナエリートステータス 条件達成でダイヤモンドエリートステータス カード更新時無料宿泊特典 4連泊で1泊分無料 条件達成で$100と10,000ポイント獲得 Global Entry, TSA PreCheck, NEXUS 用$120クレジット 毎年最大$50の United Airlines TravelBank Cash |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | creditcards.chase.com |
IHG にある程度宿泊する人に向けて、という大前提はあるものの、それさえ満たすのでしたらこの IHG Rewards Premier は大変魅力的なカードです。
個人的には IHG のポイントを1ポイント0.5~0.6セントほどで評価しています。
そのため私にとってサインアップボーナスの140,000ポイントは大体$700の価値、毎年の無料宿泊特典は$200程度の価値と評価しています。
これだけでも年会費を軽く上回り、作る理由にもカードを解約せずに維持する理由にも十分だと考えています。
それだけでなく無条件のプラチナエリートステータスも獲得でき、カードを利用することでさらなる特典も得ることが出来ます。
【サインアップボーナス】
通常と期間限定のサインアップボーナス
以下のサインアップボーナスが一般的なオファーです。
過去には以下のようなオファーもありました。
さらに紹介リンク経由では以下のようなオファーもあります。
個人的には柔軟性の高いポイントの獲得出来るオファーがおすすめ。ただしある程度宿泊の見込みが決まっているのでしたら無料宿泊特典のオファーの方がポイント換算の最大値が高いので悪くは無いでしょう。
サインアップボーナスの獲得条件
重要な点ですがサインアップボーナスをもらうためには「過去24ヶ月以内にIHGのパーソナルカードのサインアップボーナスを受け取っていない」かつ「現在IHGのパーソナルカードを持っていない」ことが必要です。
つまり年会費無料のIHG Rewards Traveler Credit Cardを2年以内に作っていたり、現在持っているとサインアップボーナスを受け取れないため注意しましょう。
ちなみにビジネスカードの IHG One Rewards Premier Business Credit Card は仮に作っていてもサインアップボーナスを受け取ることが出来ます。
【エリートステータス特典】
IHG Rewards Premier はカードを持っているだけで IHG ホテルの上から2番目のプラチナエリートステータスが付与されます。
プラチナエリートステータスは部屋のアップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトなどが魅力です。
さらにこのクレジットカードで暦年で年間$40,000決済すると IHG 最上位のダイヤモンドステータスが与えられます。
ダイヤモンドステータスは部屋のアップグレードの可能性がさらに高まり、無料の朝食の特典も付きます。
IHG に頻繁に泊まるのでしたらダイヤモンドステータスを目指すのも価値があるかもしれません。
【無料宿泊特典】
IHG Rewards Premier の最大のメリットともいえるのがこの毎年カード更新時にもらえる無料宿泊特典です。
この無料宿泊特典は1泊あたり最大40,000ポイントまでのホテルに無料で宿泊することが出来ます。
1ポイント=0.5セントと考えてもこれは$200相当にあたり、年会費$99を上回る素晴らしい特典です。
世界中の IHG ホテルの大半が対象で、40,000ポイント内に気に入ったホテルが無ければ、自分の手持ちから20,000ポイントまで追加して、最大60,000ポイントまでのホテルに宿泊することが出来ます。
逆に言うとこの無料宿泊特典を活かせそうにないのであればこのカードの作成優先度は下がるでしょう。
【その他の特典】
4連泊で1泊分無料
ポイントで3連泊分を予約できる必要があります。3泊分のポイントで4泊予約できるという特典です。
最大限活かすならば高級ホテルで使うことになりますが、最高級ホテルをポイントで3泊しようとすると結構ポイントを貯めるのが大変なので使えるときに使うのが賢い選択です。
条件達成で$100と10,000ポイント獲得
暦年で$20,000利用すると $100 のステートメントクレジットと 10,000 ボーナスポイントを獲得できます。
ダイヤモンドステータスを狙う道中にあると思うと嬉しい特典です。
Global Entry, TSA PreCheck, NEXUS 用$120クレジット
これらは空港のセキュリティを簡易的に通過できるプログラムです。
特典は4年ごとになります。
毎年最大$50の United Airlines TravelBank Cash
登録しておくと年に2回、1月1日頃と7月1日頃に$25ずつクレジットが付与されます。
United Travel Bankはユナイテッド航空で通常の現金のように使えるクレジットで航空券の購入も出来ます。ユナイテッドの航空券が$50割引になると思えば十分に使える特典です。
ただし有効期間は半年なので頻繫に United に乗る人でないと無駄になることもしばしばです。
【ポイント還元率】
IHG Rewards Premier は基本$1使用で1ポイントで、IHGホテルの利用で26倍、旅行・食事・ガソリンスタンドで5倍、その他で3倍となっています。
26倍の内訳はこのカードで10倍 + IHGメンバーで10倍 + プラチナステータスで6倍、の合算方式です。このうちIHGメンバーは会員登録すれば誰でもなれますので、このカードがなくとも+10倍。またこのカードが無くともプラチナステータスの人はさらに+6倍は手に入ります。
ポイントの価値は0.5~0.6セントで計算するとよいでしょう。
ダイヤモンドステータスを目指す方や IHG のポイントをがっつり貯めたい方以外は、メインカードに据えるのはおすすめしません。
他の柔軟性の高いポイントやキャッシュバックを得られるカードの方が効率は良いでしょう。
【Chase のクレジットカードについて】
Chase 5/24ルールについては下記記事で詳しく解説しています。
【対抗カード】
IHG Rewards Traveler
こちらは年会費無料の IHG カードです。
毎年 IHG に泊まるかどうかは分からないけどカジュアルに IHG を試してみたい方にはおすすめです。
前述の通り IHG のパーソナルクレジットカードのサインアップボーナスはどちらか片方しか受け取れないのでそれだけは覚えておきましょう。
IHG Rewards Premier Business
こちらはほぼ同じ得点のビジネスカード版です。
個人でもビジネスカードは作れますので抵抗のない方はこちらもおすすめです。
【紹介リンク】
もしここまでの解説で IHG Rewards Premier カードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえる特典に差がある場合がありますので、よくチェックして自分の得になる方のオファーを選んでください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。無料宿泊特典やサインアップボーナス、エリートステータスが魅力のカードです。
プラチナエリートがただ同然で手に入るのもアツいですし、ダイヤモンドステータスも十分狙うことが出来ます。
私自身もビジネスカード版の IHG Rewards Premier を所持していて有効活用させてもらっています。
無料宿泊特典は ANA InterContinental Tokyo で使わせてもらったりと中々活躍してくれています。
ホテルブランドもリーズナブルなホテルから高級ホテルまでそろっているので多くの人にとって使いやすいカードなのではないかと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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2 件のコメント:
こちらのサイトからHG One Rewards Premier Credit Cardを申し込もうとしたのですが、日本在住の日本人だと無理なんですか?
アメリカのクレジットカードですので基本的にはアメリカ在住者向けのカードになります。
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