
Marriott Bonvoy Bold Credit Card は Chase より発行されている年会費無料のクレジットカードです。
年会費無料のため上位のカードと比べると特典は控えめではありますが、意外な潜在能力を秘めたカードです。
【評価・年会費・特典】

Marriott Bonvoy Bold Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★☆☆☆ | |
カードブランド | Chase / Visa / Personal | |
年会費 | $0 | |
ポイント還元率 | 14x | Marriott hotels |
2x |
グロサリー、フードデリバリー 電話、ライドシェア、等 |
|
1x | その他 | |
通常サインアップボーナス | 30,000 Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$1,000の使用 | |
その他の主な特典 |
毎年5泊の宿泊実績付与 無条件シルバーエリートステータス付与 |
|
外国為替手数料 | なし | |
申込リンク |
→公式リンク← →紹介リンク← |
年会費無料のカードですので通常の特典は控えめです。
ただし時折サインアップボーナスがグレードアップすることがあり、そのタイミングではサインアップボーナス目的のカードとして作るのもアリな選択肢でしょう。
もしくは現在は新規申し込みの出来ない Ritz-Carlton カードへのアップグレードの布石として作るのがおすすめです。
以前は宿泊実績が15泊付いていましたが、現在は5泊となってしまっており、Marriott Bonvoy の宿泊実績稼ぎとしてのカードとしてはイマイチな選択肢です。
後述しますが、アメリカの Marriott Bonvoy ブランドのカードは、発行会社が Amex と Chase に分かれており、承認ルールが複雑なのでよく確認しましょう。
【サインアップボーナスについて】

通常のサインアップボーナス
通常のサインアップボーナスは以下の通りです。
期間限定のサインアップボーナス
期間限定のサインアップボーナスは数パターンあり、その代表的なものをいくつか紹介します。
年会費無料のカードにしては期間限定のサインアップボーナスの価値は高いので、可能であれば限定オファー中に作りたいカードになります。

【期間限定】Marriott Bonvoy Bold 60,000ポイント + 無料宿泊特典オファー!
Chase から発行されている Marriott Bold Credit Card に新オファーが登場したのでお知らせします。
サインアップボーナスの獲得条件
気を付けなければいけないのがサインアップボーナスの獲得条件です。
Marriott のクレジットカードは Chase と Amex で現在合計6枚存在しますが、ほとんどのケースで共存出来ません。
Marriott Bonvoy Bold カードの場合は Marriott Bonvoy Bountiful 以外の5枚やそれらの過去の前身のカードを過去90日以内に持っていたり、過去24カ月以内にそれらのサインアップボーナスを受け取っていると、このカードのサインアップボーナスは貰えません。
要するに Chase だろうが Amex だろうが過去に Marriott 系のクレジットカードを作ったり持っていたりするとサインアップボーナスは受け取れない、ということです。(ただし Marriott Bonvoy Bountiful は例外で共存可)
パーソナルカードだけでなくビジネスカードも制限されているので注意しましょう。
詳しい相関関係については以降で解説します。
【シルバーエリートステータスと宿泊実績】

Marriott Bonvoy Bold を作るだけで Marriott Silver Elite Status と5泊の宿泊実績を獲得出来ます。
宿泊実績は他のアメリカのパーソナルクレジットカード内で重複せず、一番大きい数字の宿泊実績が優先されます。
例えば Marriott Bonvoy Bold (5泊宿泊実績)と Marriott Bonvoy Brilliant(25泊宿泊実績)の2枚を持っていたとしても、合算して30泊とはならず、最大値の25泊の宿泊実績が獲得出来ます。
日本のマリオットクレジットカードやアメリカのビジネスカードとは別々に獲得することが出来ます。
【ポイント還元率】

Marriott Bonvoy Bold Credit Card は基本$1使用で1ポイント獲得を基本として、Marriott Bonvoy ホテルで14倍、グロサリー・ライドシェア・一部のフードデリバリー・特定のストリーミングサービス、インターネット・ケーブル・電話サービスで2倍、その他で1倍となっています。
Marriott Bonvoy ホテルでの倍率の内訳は Marriott 会員で 10倍、このカードで3倍、このカード付属のシルバーエリートステータスで1倍の合計14倍です。
フードデリバリーの対象は、DoorDash、Caviar、Uber Eats、Postmates、Grubhub、Seamless、Delivery.com です。
【The Ritz-Carlton Credit Card への道】

現在は直接申請が出来ない The Ritz-Carlton Credit Card は Chase 系の Marriott カードを1年間以上使った後アップグレードを申請することが出来ます。
その際、クレジットライン(利用限度額)が最低$10,000必要と言われています。
The Ritz-Carlton Credit Card は年会費$450ですが年会費に見合う特典の豊富なカードです。
中でもカード更新時に得られる無料宿泊特典は上限85,000ポイントまでのホテルに1泊出来ます。
それ以外にもプライオリティパスや$300のエアラインクレジットなど非常にお得なカードなので高級ホテルに泊まりたい人はこのカードを目指すのもおすすめです。

【新規申し込み不可!?】カード入手方法も解説!Ritz-Carlton Credit Card 評価レビュー
現在は新規申し込み不可のRitz-Carltonクレジットカードについて入手方法も合わせて解説します。
【Chase のクレジットカードについて】

Chase 5/24ルールについては下記記事で詳しく解説しています。

【保存版】Chaseの5/24ルールについて解説【対象内/対象外】
アメリカのChaseの5/24ルール、クレジットカード申し込みの際のルールについて例を用いて説明します。また例外、対策も。
【Marriott Bonvoy のクレジットカードについて】

これから作るカード | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.Bold | 2.Boundless | 3.Bountiful | 4.Bevy | 5.Brilliant | 6.Business | |||
持っている(いた)カード | 1.Bold | !24 | ✅ | !30 !90 !24 |
!90 !24 |
|||
2.Boundless | ✅ | |||||||
3.Bountiful | ✅ | ✅ | !24 | |||||
4.Bevy | !90 !24 |
!30 !90 !24 |
✖ | ✅ | ✅ | |||
5.Brilliant | ✖ | ✖ | ✅ | |||||
6.Business | ✅ | ✅ | ✖ | |||||
7.The Ritz-Carlton | ✅ | ✅ | ✅ | !30 | ✅ |
✅ | サインアップボーナス受け取り可能 |
!30 | 過去30日以内に左のカードを持っていた場合、上のカードのサインアップボーナスは受け取り不可。 |
!24 | 過去24カ月以内に左のカードのサインアップボーナスを受け取った場合もしくは現在持っている場合、上のカードは承認されない。 |
!90 !24 |
過去90日以内に左のカードを発行した場合もしくは過去24カ月以内にサインアップボーナスやアップグレードボーナスを受け取った場合、上のカードのサインアップボーナスは受け取り不可。 |
!30 !90 !24 |
過去30日以内に左のカードを持っていた場合もしくは過去90日以内に左のカードを発行した場合もしくは過去24カ月に以内にサインアップボーナスもしくはアップグレードボーナスを受け取った場合、上のカードのサインアップボーナスは受け取り不可。 |
✖ | サインアップボーナス受け取り不可(Amex生涯に一度ルール・ファミリールール) |

【高難度】U.S.版Marriott Bonvoy系クレジットカードを比較
アメリカのMarriottカードを徹底比較!中でもおすすめのカードとその組み合わせを見ていきます。
【対抗カード】
Marriott Bonvoy Boundless

Marriott のカードを検討しているのでしたら1つ上のランクの Boundless も候補に挙げるべきです。
年会費は$95かかりますが、カード更新時の無料宿泊特典など優秀な特典が魅力です。

Marriott Bonvoy Boundless Credit Card 評価レビュー
Marriott Bonvoy Boundless Credit Cardについての解説記事です。特に注意すべきはサインアップボーナスの受け取り条件!他のカードと比べてちょっと特殊なので知らない方は確認してください!
Hilton Honors

Hilton シリーズのクレジットカードはサインアップボーナス受け取りのルールがシンプルで同じカードを持ったことが無ければ受け取れます。
Marriott のようにルールが複雑ではないのでとりあえずホテルのカードが何でもいいから欲しい人には良い選択でしょう。

Hilton Honors Card 評価レビュー
Amexの年会費無料カードHilton Honors Cardの評価レビューです。
IHG Rewards Traveler

IHG のカードは種類が少なくパーソナルは2択しかありません。
カードを持っているとIHGポイントで4連泊すると4泊目が無料になる特典を使うことが出来ます。

IHG Rewards Traveler 評価レビュー - 年会費無料のIHGホテルカード
IHG Rewards Traveler Credit Cardについて解説しています。
【紹介リンク】

もしここまでの解説で Marriott Bonvoy Bold Credit Card を作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】

いかがだったでしょうか。年会費無料のホテルカードなので特別おすすめ度が高いわけではありませんが Ritz-Carlton カードへの布石としては十分なカードです。
割の良い期間限定ボーナスがあれば狙い目にもなりますが、ほどほどのオファーであれば他のカードを探しても良いでしょう
ただし Amex の Marriott カードとの組み合わせを狙う方にとってはサインアップボーナス縛りの関係で早めに作る必要性も出てくるかと思います。
この辺りは自分の作りたいクレジットカードと相談して戦略を考えていきましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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