Ink Business PremierはChaseのInkビジネスカードのシリーズの中でも最も年会費の高いカードです。
今回は他のInkシリーズと違い完全にキャッシュバックカードのInk Business Premierについて解説します。
【評価・年会費・特典】
Ink Business Premier Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
カードブランド | Cahse / Business | |
年会費 | $195 | |
ポイント還元率 | 2.5% | $5,000以上の決済 |
2% | その他 | |
サインアップボーナス | $1,000 | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$10,000の使用 | |
その他の主な特典 | Lyftの使用で5%キャッシュバック(2025年3月まで) | |
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
Ink Business Premier は一回で$5,000以上のカード利用がある場合にはカテゴリを問わず2.5%のキャッシュバックを提供する点が特徴のカードです。
カテゴリ問わず2.5%という還元率は最高レベルですが、使いこなすのは中々難しい人を選ぶカードです。
年会費もそれなりにかかるカードですのでこのメリットを上手く生かせないのであれば翌年以降の解約も視野に入れなくてはならないでしょう。
単にカテゴリを問わない2%還元ならばパーソナルのCiti Double CashやビジネスのAmex Blue Business Plusなどがあります。
多くの人にとってはサインアップボーナス狙いのカードになるのかと思います。
またこのカードは基本的に請求額を翌月以降に持ち越せない、チャージカードです。つまりその月に使った金額は次の請求に全額払わなければなりません。
【高額のサインアップボーナス】
Ink Business Premier は他のカードと比べてもかなりの高額のサインアップボーナスを提供しています。
とは言えそのための支出要件も厳しく、3ヵ月以内に$10,000の利用が必要になります。
この条件を難なくクリア出来る方は別ですが、そうでない方は税金の支払いなどまとまった金額が出費するタイミングに合わせてカードを作るようにしましょう。
当サイトでもミニマムスペンドの達成のヒントを掲載した記事があるので参考にしてみてください。
【URポイントの転送は不可】
このInk Business Premier カードは他のInkシリーズ(Unlimited、Cash、Preferred)と違い、カード間でのURポイントの転送が出来ません。
つまりSapphireカードやPreferredへポイントを転送して通常より良い倍率で旅行ポータルで使ったり、ホテルポイントやエアラインマイルへ転送することも出来ません。
そのためこのカードで獲得したURポイントは基本的に1ポイント=1セントとしてキャッシュバックすることになります。
キャッシュバックが好きな人にとっては問題の無い話ですが、ポイントとして活用すること
ホテルやエアラインマイル獲得のためのURポイント獲得カードとしては活用できないということは覚えておきましょう。
【ポイント還元率】
Ink Business Premier は$1使用で1ポイントを基本として、一度に$5,000以上の決済の買い物で2.5倍、その他で2倍となっています。
またChase Ultimate Rewardsを通して予約した旅行では5倍の還元率も持ちます。
前述しましたがこのカテゴリ問わず、$5,000以上の決済で2.5%の還元が得られるのがこのカードの特徴です。
それ以外でも2%とカテゴリ問わずとしては良い還元率です。
ただし年会費無料のカードでもカテゴリ問わず2%の還元率を持つカードは多くあります。年会費のそれなりにかかるこのカードは2%キャッシュバックだけでは大きなメリットとは言えませんので2.5%の還元率をどれだけ生かせるかがこのカードの肝です。
【対抗カード】
Ink Business Preferred
同じくInkシリーズのPreferredは年会費も$95とPremierより安く、もらえるサインアップボーナスは同等で条件は若干軽めなカードです。
サインアップボーナス狙いの場合は基本的に先にこちらを作るのがおすすめです。
Blue Business Plus
こちらは年会費無料のビジネスカードで還元率がオールジャンルで2%あります。
サインアップボーナスは低め(時々無し)ですが、扱いやすいカードなので手元にあると便利です。
Venture X Business
Venture X Businessはサインアップボーナスが150,000 Capital One Miles と非常に高いです。
その代わりにミニマムスペンドも3ヵ月で$30,000と高額です。条件達成可能な方は狙ってみてはいかがでしょうか。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でInk Business Premier カードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。他のInk系列のカードと違い、URポイントを他のカードに移せないのはデメリットですが、サインアップボーナスには惹かれるものがありますよね。
Ink系のカードの中のおすすめ度としては個人的に最下位ではありますが、単にボーナス狙いなら作る価値は十分にある言えるでしょう。
翌年以降もキープすべきかはかなり怪しいカードですので、1年後に更新するかどうかは十分に検討してください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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