ビジネスカードはChase5/24にカウントされずにポイントやマイルを獲得する優れた手段です。
United Business は獲得できるポイントも大きく、初年度は年会費無料のため、効率良くマイルを獲得できます。
今回はそんなUnited Business について解説していきます。
【評価・年会費・特典】
United Business Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
カードブランド | Chase / Business | |
年会費 | $99 (初年度$0) | |
ポイント還元率 | 2% | ユナイテッド航空での利用 レストラン、ガソリン、事務用品店、交通機関 |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 75,000 Miles | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$5,000の使用 | |
その他の主な特典 |
$100ユナイテッドトラベルクレジット $12,000支払うごとに500PQP獲得(年最大1,000PQP) ユナイテッドクラブ(ラウンジ)ワンタイムパス2枚/年 パーソナルのUnited credit cardも持っていると5,000マイル/年付与 |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
2024/01/25更新:100,000 Miles の期間限定オファーが始まりました。
2024/04/04更新:75,000 Miles の通常オファーへ戻りました。
United Business Card はChaseから発行されているユナイテッド航空のビジネスカード2枚の内の1枚です。
年会費$450のUnited Club Business Cardとはサインアップボーナスが変わり無いことも多いのでそれ目当てでしたらこちらのカードが優先されます。
2年目以降もトラベルクレジットやユナイテッドクラブのワンタイムパスを上手く利用できるのでしたら年会費の元が取れるのでキープする価値のあるカードになります。
【ユナイテッドクラブワンタイムパス】
united.comより
United航空はアメリカを中心に45カ所のユナイテッドクラブを展開しています。
ユナイテッドクラブの場所についてはこちらの公式サイトで確認することが出来ます。
United Explorer Cardにはこのユナイテッドクラブに1度だけアクセス出来るワンタイムパスが年2枚提供されます。
これは普通に購入すると1枚$59するため、これだけでも年会費を上回る価値があります。
入場時にはUnited航空または提携便のフライトチケットが必要です。
注意点としてはラウンジ混雑時はワンタイムパス利用者はお断りされることがあります。
またUnited航空最高ラウンジのユナイテッド・ポラリス・ラウンジにはこのワンタイムパスでは入場できません。
United Clubちょいちょいワンタイムパスお断りしてるんだよなぁ pic.twitter.com/tVtXtN2TjH
— クレビー@🇺🇸💳ブロガー (@yoroshiku_amex) June 15, 2023
【特典運賃へのアクセス】
United Explorer Card、United Business Card、United Quest Card、United Club Infinite Cardのいずれかを持っているとエコノミークラスの特典運賃を利用できる場合があります。
上の例はこれらのカードを持ってないときに見える画面です。
ところがこれらのカードを持っていると同じ便でもより安いマイルで予約できる座席が見つかります。
この例だと5,900マイル、1マイル=1セントとすると$59の差が出ます。
常にこの特典を受けられる訳ではありませんが、United航空をよく利用する方にとってはこの特典運賃にアクセス出来る特典でもキープする価値のあるカードです。
【その他の特典】
航空系クレジットカードらしく飛行機を使った旅行の際に活躍する特典があります。
$100ユナイテッドトラベルクレジット
毎年アカウント開設から数えて1年以内に$100以上のユナイテッド航空の旅行関連の購入を7回すると、$100トラベルクレジットを獲得できます。
往復チケットだと1回にしかカウントされないので片道にして2回に分けるとか、2人分のチケットは決済は1人分ずつ行うとかすると効率的です。もちろんそれぞれ弊害はあるので注意して行ってください。
パーソナルのUnited credit cardも持っていると5,000マイル/年付与
パーソナルのUnited credit cardとこのUnited Business Card は特典の大部分が被っているのでこの特典のためだけにキープするのは疑問です。
ただしワンタイムパスがカード2枚分欲しいとか、PQPの獲得上限を拡張したいだとか、他の理由でカードを2枚キープする方には嬉しい特典です。
優先搭乗
カード所持者本人と同じ予約の同伴者は通常より早めに搭乗出来ます。搭乗が遅いと頭上の荷物スペースが使えないケースがあるので早めの搭乗は地味ですが良い特典です。
1つ目の手荷物預入無料
カード所持者本人と同伴者1名までそれぞれ1つの預け入れ荷物の料金が無料になります。距離にもよりますが片道$30くらいはかかるので荷物を預け入れする人にとってはお得です。
機内販売25%割引
ユナイテッドでの有料Wi-Fi、機内食、ドリンクなどの機内販売が25%オフになります。個人的にはユナイテッド経由でANA国際線を予約した時は機内販売限定のお酒(村尾)を買ったりしてます。
$12,000の使用ごとに500 PQP獲得
PQP -Premier qualifying points-は通常ユナイテッド航空を使うと付与されるポイントで、これを貯めることでユナイテッドのステータス(MileagePlus Premier status)が上がって行きます。
このカードで$12,000の使用するごとに500 PQPが獲得でき、上限は1,000 PQPです。
おまけ程度の特典ですがユナイテッドを頻繁に使う方は効いてくるかもしれません。MileagePlusのステータスについてはこちらの公式サイトをご確認ください。
各種旅行保険
フライト遅延・キャンセル、預け入れ荷物遅延・紛失、レンタカー一時保険など、多くの保険が付属します。
DashPass
DoorDashとCaviarの両方のメンバーシップであるDashPassを1年間無料で入手できます。Chaseのカードにはよく付いている特典なので特筆するほどでも無いです。
【ポイント還元率】
United Business Card は基本$1使用で1ポイントで、ユナイテッド航空での利用、レストラン、ガソリン、事務用品店、交通機関で2倍、その他で1倍となっています。
マイル獲得目当てで使うのでしたらより還元率の高いChaseのURポイントの貯まるカードを使ってユナイテッドマイルに転送したほうがお得です。
【対抗カード】
United Explorer Card
ビジネスカードに抵抗がある方はこちらのパーソナル版United Explorer Cardもおすすめです。
ビジネス版とはほぼ特典が同じで、将来的にビジネス版も作れば5,000マイルボーナスも貰えます。
Delta SkyMiles Gold Business
ユナイテッド航空よりデルタ航空の方が利用しやすい方はDelta SkyMiles Gold Businessがおすすめです。
エアライン系のクレジットカードは最寄りの空港や行きたい場所によって作るおすすめのクレジットカードが変わりますので一番使いやすいものから作るのが肝心です。
Ink Business Unlimited
ユナイテッド航空のマイルが欲しいだけならば、ChaseのURポイントを獲得できるカードを作って転送するのがもらえる効率的です。
Ink Business UnlimitedはChaseのSapphireカードやInk Preferredを持っていれば提携エアラインやホテルポイントに1:1で転送できます。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でUnited Business Card を作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。Chaseの5/24にもカウントされませんし、Unitedのマイルが欲しい方にはおすすめのカードです。
Chaseのカードなので5/24になってからではビジネスカードとは言え作れませんので狙っている方は計画的にカードを作りましょう。
エアライン系の年会費$100付近のカードは良いカードが多く、United Business Card も例外ではありません。
ユナイテッド航空のチケットを買う予定がある方はこれを機に作ってみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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