悪名高きChase 5/24 ルール。
アメリカのクレジットカードを多く作っていると避けては通れないこのルールですが、いずれはこのルールを無視してカード作成プランを立てる必要もあるかもしれません。
今回はChase 5/24 を超える前に作るかどうか考慮に値するカードを紹介してきます。
【5/24 ルールおさらい】
みなさんご存じでしょうが、念のためおさらいさせてください。
Chase 5/24 ルールとは
24カ月以内にパーソナルカードを5枚作っていると、以降はChaseカードが発行出来ない、というルールです。
5枚にカウントされるのはChaseだけでなくAmexやCitiなど他社のカードも含まれます。
ビジネスカードはこの5枚にはカウントされませんが、5/24に到達するとChaseのビジネスカードも作れなくなります。
以上、簡単なおさらいでした。それでは早速有力なChaseカードを見ていきましょう。
【Chase Sapphire Preferred】
おすすめ度 | ★★★★★ |
サインアップボーナス | ★★★★☆ |
カード特典 | ★★★★★ |
年会費 | $95 |
カードリンク |
当然トップを飾るのはこのカード、Chase Sapphire Preferred です。
とはいってもあまりにも有名過ぎて、この記事を見ようと思う人は殆どチェック済みでは無いかと思います。
年会費、サインアップボーナス、カード特典、全てにおいて隙の無いカードです。
並みいる強豪を抑え、2023年のTPGベストトラベルリワードクレジットカードにも選ばれました。
持っていると他のChase Freedom Unlimited など、年会費無料カードのポイントの価値を1.25倍にでき、提携マイル・ポイントに転送できるようになる優れものです。
出来ればサインアップボーナスが80,000へ増額しているときに作りたいものです。
【Chase Sapphire Reserve】
おすすめ度 | ★★★★★ |
サインアップボーナス | ★★★★☆ |
カード特典 | ★★★★★ |
年会費 | $550 |
カードリンク |
続いてはこちらSapphireカードのもう一角、Chase Sapphire Reserve です。
良カードですが、Sapphire Preferred を持っているとサインアップボーナスは貰えないのは注意点です。
使いやすい$300トラベルクレジットも推せる点ですが、非常に評価の高い Chase Sapphire Lounge へのアクセス特典が非常にアツいです。
まだラウンジの数は少なく、アメリカ国内ではボストンとオースティンにしかラウンジ(またはテラス)がありませんが、今後はラスベガス、ラガーディア、フィラデルフィア、フェニックス、サンディエゴへの展開も計画されています。
最寄りだったり良く使う空港だったりする方は期待大ではないでしょうか。
その他プライオリティパスもAmex付随のものよりも特典範囲が広いなど、一見すると分かりにくいですが有用な特典も多いです。
Chase Sapphire は Preferred か Reserve どちらかは必ず押さえておきたいところです。
【Ink Business Cash】
おすすめ度 | ★★★★★ |
サインアップボーナス | ★★★★★ |
カード特典 | ★★★★☆ |
年会費 | $0 |
カードリンク |
Ink シリーズのビジネスカードはサインアップボーナスが非常に高く、絶対に外せないカードです。
中でもInk Cash は5%還元のカテゴリを持ち、これがかなり強力です。
5%還元には年間の上限があるため、一部のガチ勢ではこの5%還元のためにこのカードを4枚以上持つ人もいるだとか。。。(一体何をしているんでしょうか)
そのカテゴリはオフィス用品店に加えて、インターネット料金と電話料金のため、普通に使うのにも非常に評価が高いです。
【Ink Business Unlimited】
おすすめ度 | ★★★★★ |
サインアップボーナス | ★★★★★ |
カード特典 | ★☆☆☆☆ |
年会費 | $0 |
カードリンク |
ほぼサインアップボーナスが本体のカードです。
全カテゴリ1.5%の還元率も役に立ちますが、カードを沢山持っていれば持ってるほど使う機会が減るのもまた事実。
ですが年会費無料ですし、サインアップボーナスは無視できないため、サクッと作っておきましょう。
【Ink Business Preferred】
おすすめ度 | ★★★★★ |
サインアップボーナス | ★★★★★ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $95 |
カードリンク |
サインアップボーナスが本体のカードその2。
今年に入ってサインアップボーナスを貰うための条件のミニマムスペンドが緩和され、作りやすくなりました。
Sapphire Preferred 同様にChase UR ポイントの価値を1.25倍で旅行に活用でき、提携先にポイント転送出来るようになります。
ミニマムスペンドが達成可能なら是非作りたいカードです。
【Ink Business Premier】
おすすめ度 | ★★★★☆ |
サインアップボーナス | ★★★★★ |
カード特典 | ★☆☆☆☆ |
年会費 | $195 |
カードリンク |
サインアップボーナスが本体のカードその3。
年会費がちと高いですがそれでもサインアップボーナスは見逃せません。
他のInkカード違い、完全キャッシュバックカードで、ポイントを転送したりすることは出来ません。
【World of Hyatt】
おすすめ度 | ★★★★☆ |
サインアップボーナス | ★★☆☆☆ |
カード特典 | ★★★★★ |
年会費 | $95 |
カードリンク |
World of Hyatt はサインアップボーナスが大きなメリットとなるカードでは無く、カードキープによる特典が非常に大きいメリットとなるカードです。
目玉はもちろん年1回の無料宿泊特典。
これだけで年会費以上の働きをしますので、ホテル好きは忘れずに作っておきましょう。
【World of Hyatt Business】
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★★☆ |
カード特典 | ★★★★☆ |
年会費 | $199 |
カードリンク |
Hyatt Business はサインアップボーナスがメインのようで、キープも十分視野に入るカードです。
年間$10,000をこのカードで使用することで、5泊の宿泊実績が付きます。
つまり年間$120,000費やせば60泊に到達し、カード利用だけでハイアットグローバリストに到達します。
もちろんカード利用だけでなく、宿泊も組み合わせればよいので、グローバリストを目指す方は作成&キープを検討してはいかがでしょうか。
【United Explorer Card / United Business Card】
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★☆☆ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $95/$99(初年度$0) |
カードリンク |
United航空のカードも検討に値します。
というのも昨今のフライトチケットは預け入れ荷物は1つ目から有料で、その値段も決して安くは無くなってきています。
United航空のクレジットカードを持っていれば同伴者1名も含めて預け入れ荷物1つが無料になりますので、十分に年会費分の働きをするでしょう。
サインアップボーナスも悪くないですし、カードを持っていることでより良い運賃にもアクセス出来ます。
もちろんこれらのユナイテッドカードにこだわらず上のランクのカードを作るのも全然アリです。
【IHG Rewards Premier / IHG Rewards Premier Business】
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★☆☆ |
カード特典 | ★★★★☆ |
年会費 | $99/$99 |
カードリンク |
こちらのIHGのクレジットカードはパーソナル・ビジネスのどちらも1年に1回の無料宿泊特典を持ちます。
そこそこのホテルに泊まれば宿泊代が$99で収まることはなかなか無いので、年に1回ホテルに泊まる機会があるなら年会費の元は取れます。
サインアップボーナスも良いですし、おまけでプラチナエリートステータスも付いてきます。
【Marriott Bonvoy Boundless】
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★☆☆ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $95 |
カードリンク |
ChaseのMarriottカードは1年たつとThe Ritz-Carlton Credit Cardへアップグレードする道が開けます。
The Ritz-Carlton Credit Card は新規申し込みは不可なのでいずれかのChaseのMarriottカードからアップグレードするしか道はありません。
このカードが欲しいのでしたらいずれかのChase Marriottカードの作成を忘れないようにしましょう。
もちろんBoundless以外のChase MarriottカードでもOKです。
【Southwest Priority / Southwest Premier Business】
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★☆☆ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $149/$99 |
カードリンク |
Southwest航空は暦歴で年間135,000 tier qualifying points獲得するとコンパニオンパスが獲得出来ます。
この条件はSouthwest のクレジットカードをパーソナル・ビジネスそれぞれ1枚作ることで簡単に達成できます。
コンパニオンパスがあれば2人の旅行がかなりお得になりますので、これを狙う方はSouthwest のクレジットカードを要チェックです。
もちろんこの2枚以外のSouthwest のクレジットカードも同じ事が出来ます。
【Chase Freedom Unlimited / Flex】
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
サインアップボーナス | ★★☆☆☆ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $0 |
カードリンク |
Chase UR ポイントブースト最後の砦。
維持費はかからないので隙があれば作りたいところですが、他のカードの作成の邪魔にならないかはよく考えてから作りましょう。
Freedom Flex の5%カテゴリは意識して使えばポイントの貯まりが早く便利です。
【Aeroplan Card】
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
サインアップボーナス | ★★★★☆ |
カード特典 | ★★★☆☆ |
年会費 | $95 |
カードリンク |
サインアップボーナス良し、カード特典も悪くないカードですが、エアカナダのカードのため人は選ぶでしょう。
もらえるポイントを無理なく使えるならおすすめのカードです。
【Prime Visa】
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
サインアップボーナス | ★☆☆☆☆ |
カード特典 | ★★★★☆ |
年会費 | $0 |
カードリンク |
こちらもかなり人を選ぶカードですが、Amazonヘビーユーザーにとっては選択肢となりうるカードです。
Amazon で常に5%還元ですので、Amazonをよく使う人にとってはかなりのメリットになります。
ちなみにWhole Foods Marketも5%還元の対象内です。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。流石のChaseですね、有用なカードは数多くありました。
中には人を選ぶカードもありますが、Chase 5/24 を超える前には一通り確認して、後悔しないようにしましょう。
個人的にはSapphireとURポイントの手に入るInkカードまでは必須クラスですが、それ以降は好みになるかと思います。
今回の記事を参考に作りたいChaseのカードを今一度見直ししていただければと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
X(旧Twitter)もやってますので是非フォローしてください
ブログランキング参加しています。よろしければクリックをお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿