アメリカでクレジットカードをメインに所謂ポイ活を行う上では、ビジネスクレジットカードは避けては通れない道と言って良いでしょう。
ビジネスカードの申請はきっと思っているよりずっと簡単で、自分はビジネスを持っていないから作れないと思わずに是非チャレンジしていただきたいと思います。
今回はAmexのビジネスクレジットカードの申請手順を丁寧に解説していきます。
【申請しても良いのか。】
ビジネスクレジットカードを申請するには、自分が大きなビジネスのオーナーで無くてはならないと考えているかもしれませんが、それは間違いです。
個人で行っているあなたが想像するよりずっと小さなことでも、アメリカではビジネスと認められるのです。
今これから始めるビジネスであっても、利益が出ていなくてもOKです。
ebayやFacebookマーケットで何かを売った経験は無いでしょうか。現在は無くとも将来的に売る可能性を考慮してもいいでしょう。
Amazonアソシエイトにでも登録して、商品をSNSなどで宣伝すれば立派なアフィリエイター。もちろんビジネスとしてカウントされます。実際に売れたり利益が出ることは必ずしも必要ではありません。
ポイントとしてしは申請時のビジネスの名前にはあなたの本名を使うこと。つまりあなたの名前がJohn SmithならBusiness Legal NameもJohn Smithです。それ以外は納税者番号はSSNで申請が可能で、別途納税番号を取得する必要もありません。
【ビジネスカードの魅力】
ビジネスカードはサインアップボーナスの大きさもさることながら、最も重要なのはChase 5/24 ルールにカウントされない、と言うことです。
Chase 5/24 は24カ月で5枚のクレジットカードを作るとChaseのクレジットカードは作れなくなるというルールですが、ビジネスカードはこの5枚にカウントされません。
Chase のクレジットカードはパーソナルカードもビジネスカードも優秀なカードが多く、Amexと並んでアメリカのクレジットカードで稼ぐには無くてはならないブランドです。
パーソナルカードだけではChaseのカードは2年で5枚までしか作れませんが、ビジネスカードを組み合わせることで倍以上のカードを作ることが出来ます。
言い換えればパーソナルカードしか作れない状況と比べて、倍以上のサインアップボーナスが期待出来ます。
【ビジネスカードの審査はパーソナルカードよりは厳しい】
ビジネスカードの承認は個人用カードに比べれば少し審査が厳しいと言われています。
ですが、Amex は移民に優しいのでそこまで気張る必要はありません。
そもそも申請して落ちたところで問題になるわけでもありませんので、気軽にチャレンジしてみてください。
個人的な経験としては渡米1年後にAmex Goldを始めて作ったのち、その半年後くらいに Hilton Business を申請して承認されました。
Chase Sapphire Preferred を申請する前に、先にAmexのビジネスカードの承認を得られていますので、Chase のパーソナルカードの承認よりも簡単かもしれません。
【申請手順】
申請開始
まずはこちらのリンクから作りたいカードを選びましょう。(私の紹介リンクです!)
その時々でサインアップボーナスの額が変わったりしますのでよく確認して選びましょう。
作りたいカードを選んだら「Apply now」をクリックして申請をスタートします。
ビジネス情報の入力
メールは普段使っているもので大丈夫です。パーソナルカードのメールアドレスと同じでも問題ありません。
Legal Business Name は自身の本名を使いましょう。あなたの名前がJohn SmithならBusiness Legal NameもJohn Smithです。
DBA については空欄で下の「Compay does not have a DBA.」にチェックをに入れましょう。
もちろん州にビジネスを正式に申請して認可を受けている方は Legal Business Name も DBA も正式なものをお使いください。
続いて住所の入力です。個人経営の場合はお住いの住所で構いません。電話番号も同様に個人のものと同じで大丈夫です。
続いて事業のタイプ(カテゴリ)を選択しましょう。これと言って当てはまるものが無ければOTHERでも大丈夫です。
事業形態は Sole Proprietorship (個人事業主)になる人が多いのではないでしょうか。
継続期間や従業員数は素直に答えましょう。1年以下や従業員0人でも大丈夫です。
事業収入や毎月カードに使う金額は予定のもので大丈夫です。私はこれぐらい稼げたらいいなーぐらいの額でとりあえず収入は$6,000、利用額も何となく$1,000と書いておきました。
ビジネス情報の最後は会社での役割です。プレジデントかオーナーで良いでしょう。
個人情報の入力
こちらはパーソナルカードと同じです。ビジネス情報で入力した項目と重複するものもありますが、同じことを入力してOKです。
最後に Submit Application を押して完了です。
その後の画面で従業員カードの申請画面に移りますが、こちらは Not Now でスキップしてOKです。
後は承認されるのを祈りましょう。
【おすすめのAmexビジネスクレジットカード】
今回は初心者向け記事ですので紹介はしませんが、慣れてきたら Amex Business Gold と Amex Business Platinum にも挑戦してみてください。
Amex Blue Business Plus
Blue Business Plusは年会費無料でどこで使っても2%のポイントが付くまさに初心者向けのビジネスカードです。
AmexのMRポイントのキープにも一役買うので作っておいて損は無いでしょう。
Hilton Honors Business
実際に私が最初に作ったビジネスカードはこれでした。
Hilton Honors Businessは時折サインアップボーナスが期間限定で上がっていますのでそのタイミングで作れるとなお良いです。
作るだけで Hilton のゴールドステータスポイントが貰えるのが魅力です。
Delta SkyMiles Gold Business
デルタ航空のクレジットカードはパーソナル4枚、ビジネスは3枚ラインナップがありますが、基本的な特典の揃っている Gold が個人的にはおすすめです。
Hilton 同様に期間限定でサインアップボーナスが増額することがあるので、そのタイミングで作れるとお得です。
ただし自分の最寄り空港のデルタ運航便で何処に行けるかは確認してから作りましょう。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。Amex のビジネスカードは個人でも簡単に申し込めます。
Legal Business Name に適当な名前を使わないで、自分の本名を使うことだけは覚えておきましょう。
利益の出ていない非常に小さなビジネスでも承認を得ることは可能ですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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5 件のコメント:
こんにちは。ちょうどGTを使ってアメリカ初のクレジットカードとしてAMEXのmarriott bonvoy ブリリアントを作ったところで、もう少しクレジットスコアを積んでからビジネスカードを作ることも考えています。
(サインアップボーナスが増量中なので紹介リンク経由せずですみません^^;)
私は日本で会社を経営しているのですが、アメリカでのビジネスカードを申請するときにこの会社名義で行うのはあまり得策ではないですか? 要は日本で登記されていてアメリカで登記がない法人の名前を入れていいのかな、と思いまして。
似たようなケースを聞いたことが無いので想像での回答となりますが、アメリカで登記されていないのでしたら会社名義での申請は避けた方が良い気がします。
Amexでは聞きませんが、CitiやBank of Americaなどではビジネスカードの申請時に実際のビジネスが存在する公的書類を追加で要求されることもあるようです。
会社名義での申請が必要なのでしたら、Amexに直接 yukkyさんのケースで申請が認められるのか確認するのが一番かもしれません。
紹介リンクについては気になさらないでください。本来受け取れるボーナスを逃してまで紹介リンクを使っていただくことはこちらも本意では無いです。
こんにちは!
日本からMariott bonvoy ブリリアントと Mariott businessを作ろうとおもっています。どちらを先に作った方がいいとかあれば教えてくださいませ。審査などで差があるのかとおもいまして
日本から作る手段がどのようなものかは存じ上げておりませんが、審査の面で見ればビジネスカードよりパーソナルカードの Brilliant の方が承認される可能性は高いのではないかと思います。
Amex との関係をある程度構築してからビジネスカードに挑戦することをおすすめします。
ご丁寧にお返事ありがとうございます!アメックスビジネスのスペシャルオファーも気になりますが、まずは焦らずブリリアントですね!がんばります!
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