クレジットカードのサインアップボーナスはタイミングによって変わります。
こちらの記事は毎月だいたい月初に更新しており、今回は2024年11月現在のタイミングで作るのにおすすめのカードの紹介になります。
まずはいつでもおすすめの殿堂入りカードから、続いて期間限定ボーナスの中でも特におすすめのものを紹介します。
本記事では現時点のおすすめカードをざっくり紹介しています。
より詳しいカード内容やオファーの評価については個別の記事で詳しく書いていますのでそちらもチェックしていただければと思います。
【アメリカのクレジットカードがおすすめの理由】
アメリカのクレジットカードは金の生る木
クレジットカードというとネガティブなイメージを持っている人も少なくない無いでしょうが、アメリカの生活では必須と言っても過言ではありません。
生活必需品で利益率の高い製品ということもあり、アメリカでは日本以上に各社熾烈な競争が行われています。
その結果、アメリカでは日本では考えられないようなプロモーションが行われており、目を疑うようなお得なクレジットカードがいくつも存在しています。
これらのプロモーションをうまく利用すればアメリカのクレジットカードは金の生る木のようなもので、大量のキャッシュバックを得たり、無料に近い形で旅行することなんかも可能です。
アメリカのクレジットカードの裏事情
そんな常識外のお得の裏でクレジットカード会社がどこで利益を得ているかと言えば手数料と延滞料です。
特に延滞料に関しては凶悪で、2023年の調査によるとアメリカの約半数が平均14.8%の金利でリボ払いの債務残高をかかえているそうです。
こんな金利を払っていたら先ほどあげたプロモーションで得た利益などすぐに吹き飛んでしまいます。
かしこい皆様におかれましては必ず毎月残高を全て支払い、利息が付かないように徹底することをおすすめいたします。
【いつでもおすすめの殿堂入りカード】
Chase Sapphire Preferred
年会費:$95
オファー内容:3カ月以内に$4,000の使用で60,000 URポイントを獲得
このカードだけでも有用ですし、他のChaseのカードとの相性も良いまさに万能カード。
普段使いから旅行まで幅広く使え、年会費もリーズナブルな Sapphire Preferred は当サイトでも一押しのカードです。
このカードだけでも有用ですし、他のChaseのカードとの相性も良いまさに万能カード。
2023年のベストトラベルカードにも選ばれています。
Amex Gold
年会費:$325
オファー内容:6カ月以内に$6,000の使用で60,000 ~ 100,000 MRポイントを獲得
レストランとスーパーマーケットの利用で4%と一つ抜けた還元率を誇る Amex Gold もアメリカクレジットカード界の最強の一角です。
最近年会費が値上がりしましたが、合わせてステートメントクレジットも追加され年会費以上の総額の特典があります。
運よく100,000ポイントのオファーに遭遇したのならそれは過去最高クラスオファーです。
オファーリンクをシークレットウィンドウで開くなどしてより良いオファーを探すのもお忘れなく。
Venture X Rewards
年会費:$395
オファー内容:3カ月以内に$4,000の使用で75,000 Capital One マイルを獲得
高級プレミアクレジットカードの中でのおすすめは Capital One の Venture X Rewards です。
このカードは毎年 $300 の旅行クレジットと10,000 マイルが何をせずとも与えられるので、旅行する人にとっては年会費はあってないようなものです。
そのくせ家族でクオリティの高い空港ラウンジに入れたり、レンタルカー等の旅行保険が優れていたりと本当に優秀なカードです。
過去には90,000 Capital One マイルのサインアップボーナスが出現したこともあります。
BILT Mastercard
年会費:$0
オファー内容:なし
年会費無料のクレジットカードの中での一押しは家賃払い機能がユニークな Wells Fargo の BILT Mastercard です。
通常クレジットカード払いでの手数料がかかりがちな家賃を、手数料無しで支払うことが出来ます。
支払い方法は銀行振り込みや、小切手での支払い、Venmo や Paypal など様々な形態に対応しています。
それに加えてカード利用で貯まる Bilt のポイントは優秀で様々な提携先のポイントへ転送することが出来ます。
ちなみに知る限りサインアップボーナスが提供されたことはありません。
Ink Business Cash
年会費:$0
オファー内容:3か月以内に$6,000の利用で$750( = 75,000 UR Points)を獲得
携帯電話やインターネットの支払いや Office Depot などの事務用品での買い物で5%と非常に高いキャッシュバック率を持つ優秀なカードです。
年会費も $0 で維持費は必要ありませんし、前述の Sapphire Preferred との相性も良いので Chase のポイントを効率よく貯めたい方にお勧めのカードです。
【プロパーカード(パーソナル)】
Citi Strata Premier Card
年会費:$95
オファー内容:3か月以内に$4,000の利用で75,000 Citi ThankYou Points を獲得
Citi Premier から Citi Strata Premier に製品名変更がありましたが、それに伴い期間限定のサインアップボーナスが来ています。
変更自体は大きなものはありませんでしたが、3%還元カテゴリがレストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、EV充電、航空旅行、ホテルと広く、1枚で広い範囲をカバーできるので沢山カードを持ちたくない方にはおすすめのカードです。
【プロパーカード(ビジネス)】
Amex Business Gold
年会費:$375
オファー内容:3か月以内に$15,000の利用で200,000 MR Points を獲得
シークレットウィンドウなどでオファーを探す必要がありますが、見つかれば最高クラスのサインアップボーナスです。
ただし3ヵ月以内に$15,000の出費は厳しい方もいると思いますので、条件をクリアする目途を付けて臨みましょう。
Amex Business Platinum
年会費:$695
オファー内容:3か月以内に$20,000の利用で250,000 MR Points を獲得
こちらも同じく確定リンクでは無いため、シークレットウィンドウなどでオファーを探す必要があります。
過去に300,000ポイントのオファーがあったという話もありますが幻に近いのでこちらの250,000ポイントオファーでも非常に良いオファーと言えるでしょう。
Chase INK Unlimited
年会費:$0
オファー内容:3か月以内に$6,000の利用で$900( = 90,000 UR Points)を獲得
年会費無料のクレジットカードで90,000URポイントと美味しすぎるオファーです。
どこでも1.5%の還元率ですので、カテゴリを選ばないカードを持っていない方には特におすすめのカードです。
オファー終了は11/7早朝との情報があります。
U.S. Bank TRIPLE CASH REWARDS
年会費:$0
オファー内容:180日以内に $6,000 の利用で $750 を獲得
U.S. Bank のビジネスカードは申請難度は高いですが、Chase Ink に似たボーナス特典が魅力です。
Chase や Amex などカードが制限に達している場合は試すのも一興でしょう。
【ホテル系】
Hilton Honors Aspire
年会費:$550
オファー内容:6か月以内に$6,000の利用で175,000 Hilton Honors Bonus Pointsを獲得
Hilton Honors のパーソナルクレジットカード3種に期間限定サインアップボーナスが来ていますが、Aspire 以外は過去最高のオファーとの差が大きいので作るのであればこちらの Aspire がおすすめです。
サインアップボーナスだけでなく、年に1度の無料宿泊特典と無条件のダイヤモンドステータス付与の怪物カードです。
Hilton Honors Business
年会費:$195
オファー内容:6か月以内に$6,000の利用で175,000 Hilton Honors Bonus Pointsを獲得
パーソナルの Hilton カードだけでなく、ビジネスカードにも期間限定サインアップボーナスが来ています。
獲得出来るポイントは Aspire と同じなのでヒルトンのステータスに興味がない、もしくはこのカードで手に入るゴールドステータスで十分と考える方はこちらのカードの優先度が上がります。
Marriott Bonvoy Bold
年会費:$0
オファー内容:3か月以内に$2,000の利用で60,000 Marriott Points と無料宿泊特典1泊(上限50,000ポイント)を獲得
年会費無料のカードとしては最高クラスのサインアップボーナスでしょう。
ただし Marriott のカードは Amex と Chase でサインアップボーナスの受け取り制限が分かりにくいので気を付けましょう。
将来は Ritz-Carlton カードへのアップグレードがおすすめです。
オファーは11/7に終了予定です。
IHG Rewards Premier Business
年会費:$99
オファー内容:3か月以内に$4,000の利用で140,000 Points を獲得、さらに6か月以内に合計$9,000の利用で60,000 Points を獲得(合計200,000 Points)
以前の最高記録175,000ポイントを押さえ、現在過去最高の200,000ポイントのオファー中です。
ただし要求される出費も高額になっているので気を付けましょう。
サインアップボーナス以外も更新時に無料宿泊特典が付く優秀なスペックのカードです。
【エアライン系】
AAdvantage Aviator Red World Elite
年会費:$99
オファー内容:年会費の支払い、及び90日以内に最初の利用を行うと70,000 miles を獲得
ミニマムスペンドが実質無いようなもので AA 70,000 マイル獲得出来るので中々にお得です。
年会費は初年度も免除されないので気を付けましょう。
将来的には新規で申し込み出来ない Aviator Silver へアップグレードすることも出来、このカードは AAdvantage のステータスをクレジットカードの出費で目指す方に最適です。
Citi AAdvantage Platinum Select Business
年会費:$$99(初年度無料)
オファー内容:5か月以内に$5,000の利用で75,000 AAdvantage Milesを獲得
ビジネスカードの AAdvantage カードは現在これだけで、アメリカン航空のマイルを稼ぐ数少ない手段の1つです。
アメリカン航空のクレジットカードの期間限定オファーはちょいちょいやる代わりに、1つ1つのオファーの期間は比較的短めなので今回申し込む方はお早めにどうぞ。
【目的別おすすめカード記事】
【期間限定中のオファー解説リンク】
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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3 件のコメント:
夫名義でヒルトンのカードをアプライを検討していますが、Hilton HonorsかSurpassか悩んでいます。昨年は、ビジネスを申請して、8月には解約する予定です。まだ、ファミリールールがヒルトンにも及んでいないですが、Hilton Honorsからの方が良いでしょうか。Surpassの方がお得感があるのですが、それ以降どのように申請してヒルトンを貯めようか、Chase 枠を失ってまでと悩んでしまいます。アドバイス頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。
個人的な意見としては Surpass を作ります。
ファミリールールの変更の恐れは確かにありますが、Surpass の特典の方が魅力的ですし、Hilton ポイントを貯める手段は他にもあります。
NLLオファー(過去に作ったカードでも再度ボーナスのもらえるオファー)や Amex プロパーカードのMRポイントの転送、アップグレードオファーを狙う、などがあります。
Hilton 特化の記事も過去に書いてますので参考にしてみてください。(ちょっと古いですけど)
個人的には Chase のカードも魅力的なものが多いので 5/24 は下回るようにしています。
プロモーションがギリギリの中、助言くださり有難うございます。それでは、Surpass申請しようと思います。夫はクレジットスコアもヒストリーがとても良く、貴重なChase枠を失ってまでHilton Honorsを申請するか悩んでいました。スッキリしました。有難うございました!
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