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2024/01/03

Ink シリーズは短期間で同じカード(2枚目)が作成可能という話

Ink シリーズは短期間で同じカードが作成可能という話


Chase より発行されているInkシリーズのビジネスカードは、サインアップボーナスが大きく大変優秀なカードです。

サインアップボーナス目当てで沢山作りたいと考える人もいると思いますので、2枚目以降の作成の目安になる私の体験をまとめてみました。


【同じカードを2枚作れるのか】

ブラックジャック

Inkシリーズ以外のカード

殆どのクレジットカードで同じカードのサインアップボーナスを短期間で2度受け取ることは出来ません。

最も有名なルールとしては Amex がクレジットカードのサインアップボーナス受け取りを生涯に一度と限定しているものでしょう。

Chase でも Sapphire カードは48カ月以内にサインアップボーナスを受け取っていると資格を失います。

Sapphire カード以外でも24カ月以上の制限があるものが殆どではないでしょうか。

これらはユーザー間で知られているルールである以上に、クレジットカード申し込み時の規約に明記されています。

例えば Chase Freedom Unlimited の規約には以下のように記載されています。

This product is not available to either (i) current cardmembers of this credit card, or (ii) previous cardmembers of this credit card who received a new cardmember bonus for this credit card within the last 24 months.

Inkシリーズのカード

ではInkシリーズの規約がどうなっているかと言うと、このような以前のカード所持に対する制限の記載がありません

つまりこれはユーザー側がカード会社の意図しない抜け道を見つけたという訳では無く、Chase が許可(あるいは黙認)している仕様だと取れます。


【私の申請実績】

カード申請
申請月 カード名 承認
2022年5月 Ink Business Cash 即承認
2023年2月 Ink Business Unlimited 即承認
2023年9月 Ink Business Preferred 即承認
2023年12月 Ink Business Cash 即承認

私は個人的にカード管理の一環として、カード申請日や承認日等をワークシートにまとめています。

今回は Ink シリーズの申請記録を引っ張ってきました。またいずれのカードもキャンセルやダウングレードは(今のところ)していません。

表を見ていただくとわかる通り、2022年に Ink Business Cash を作ってキャンセルもせず、24カ月も経つ前に2枚目の Ink Business Cash を申請し、無事承認されました。

全て同じ納税者番号(SSNを使用)、内容も同一ビジネスとして申請しており、特に工夫もせずに今まで通り申請して承認されました。

ただし最後に承認された Ink Business Cash はクレジットの限度額が小さくなっており、今後も即承認が得られるかは怪しいところでは無いかと考えています。


【注意すべき点】

アカギ 〜闇に降り立った天才〜より

なるほどそれならInkカードをもう一度申請しようと考える人もいるでしょうが、いくつか注意すべき点があります。

1つは急ぎ過ぎないこと。通常 Chase はビジネスカードを30日に1枚までしか承認しません。ビジネスカードの申請は30日以上、可能であれば90日ほど余裕をもって期間を開けると安全です。

ただしカードが即承認された後、同日に他のカード、例えば Ink Cash を申請して即承認された場合、同日にInk Unlimited を申請すると承認されたというデータポイントもあります。

上手くいくか保証はされていませんし、ミニマムスペンドが大変になりますが、余裕がある人は試してみるのも一考の余地があるかもしれません。

もう1つは提供されるクレジットの限度額は制限があることです。

例えばあなたの年収が10万ドルであるにも関わらず、クレジット限度額が5万ドル以上あると新たなカードの承認が得ずらいかもしれません。

あまり使わないカードのクレジットの限度額は secure message 等で連絡して下げてもらうと良いでしょう。


【まとめ】

まとめ

Ink シリーズが複数回作れるということが分かると Chase 5/24 をオーバーするメリットが急速に薄れます

3ヵ月から半年に1度でもInkシリーズのボーナスが受け取れるとしたら、これを作り回す戦略的意味は大いにあります。

ご存じなかった方は2枚目のInkカードの申請にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

紹介リンクをお持ちでない方は、こちらの招待リンクから申請いただけますと大変助かります。

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以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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