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2024/02/21

Amex Airline Fee Credit の使い道

Amex Airline Fee Credit


Amex のプラチナカードに付随する Airline Fee Credit は座席指定や預け入れ荷物の料金に使えるクレジットです。

しかし裏ワザとして様々な方法でチケットの購入に充てる方法も知られています。

今回はそんな Airline Fee Credit の様々な使い道を模索していきます。


【諸注意 及び 免責】

注意

今回紹介する裏ワザ的な Airline Fee Credit をチケットに充てる方法は全てを私が実際に試して確認したわけではありません

そのため中には思ったように上手くいかなかったりすることもあるでしょうし、そもそも動作するかは Amex の機嫌次第のようなところもあります。

また執筆次点で動作する方法でも、将来的にその抜け道が塞がれるということも十分にありえます。

この方法であれば100%上手くいくということは無いので、そのことを念頭に置いて、ご自身のリスク許容度と判断でお試しください。


【Airline Fee Credit とは】

ホワイトボード

ここで言う Airline Fee Credit とは、Amex Platinum もしくは Amex Business Platinum に付随する特典の1つで、選択した航空会社での対象となる購入の際に、暦年で $200 まで statement credits の形で使った金額が戻って来る特典のことです

非常に重要な点として、使う前に自分で対象となる航空会社を1つ選ぶことが必要です。選択はこちらのリンクから。

対象の航空会社は現時点で、アラスカ航空、アメリカン航空、デルタ航空、ハワイアン航空、ジェットブルー航空、スピリット航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空です。

これらは1年に1回だけ1月に電話かチャットで Amex に連絡すると変更が可能ですが、それ以外でもその年に Airline Fee Credit を使っていなければある程度は柔軟に対応してくれるようです。

またクレジットが実際に掲載されるには7~14日、下手すれば3週間ほどかかることもあるようです。年末などに使う場合は余裕をもって使うようにしましょう。

ちなみに Hilton HonorsAspire の Flight Credit の特典は航空会社からの直接購入もしくは amextravel.com 経由であればチケットの購入に問題なく使えます。

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【何が対象で、何が対象でないのか】

空港

これらは公式にアナウンスされている Airline Fee Credit の使えるものと使えないもののリストです。

Airline Fee Credit の対象となるもの

  • 受託手荷物料金(重量超過/サイズ超過を含む)
  • 旅程変更手数料
  • 電話予約手数料
  • ペットフライト料金
  • 座席指定料金
  • 機内アメニティ料金(飲み物、食事、枕・毛布、ヘッドフォン)
  • 機内エンターテインメント料金(無線インターネットを除く)
  • 空港ラウンジのワンデイパスと年間会員権
  • Airline Fee Credit の対象とならないもの

  • 航空券
  • アップグレード
  • マイレージポイント購入
  • マイレージポイント移行手数料
  • ギフトカード
  • 免税品の購入
  • 特典航空券

  • 【非公式な使い方】

    飛行機

    さてここまではあくまでオフィシャルな話でしたが、ここからはトラベルハッカー達のデータポイントから知られている情報です。

    繰り返しになりますが、100%上手くいく方法では無いので注意してください。

    参考サイトは Frequent Miler です。

    よく分からない方はユナイテッド航空で使うのが一番だと思います。


    アラスカ航空

    アラスカ航空では公式に対象となるものであっても自動的にクレジットがトリガーされないという問題があるようです。

    そのため購入から2週間たってもトリガーされない場合は、電話かチャットで連絡して払い戻しをリクエストする必要があるようです。もちろん上手くいくかどうかはチャット担当者次第です。

    アラスカ航空のチケットに割り当てる方法ですが、$100 未満の航空チケットであればトリガーされるようです。

    他にもチケットをウォレットとクレジットカードで分割購入し、クレジットカードへの請求が$99($149でも?)以下であればトリガーされるというデータポイントもあります。

    加えてセーバーからメインへのアップグレードでもトリガー出来たというデータポイントもありました。


    アメリカン航空

    アメリカン航空では適当な安いチケットを購入してから、本当に乗りたいチケットへ変更し、その差額をクレジットカードで支払うことでトリガーされるようですが、勝率は五分五分のようです。

    クレジットカードで支払う額は安くないと(高くとも$200以下?)でないと成功しないようです。


    デルタ航空

    デルタ航空ではチケットを購入する際に、一部を過去のトラベルクレジットもしくはギフトカードで支払うことでトリガーされるようです。

    この時クレジットカードでの支払い額は $250 未満にする必要があるようです。


    ハワイアン航空

    ハワイアン航空ではチケット価格が $50 以下の安いチケットでトリガーされるようです。


    ジェットブルー航空

    ジェットブルー航空ではチケット価格が $137 未満の安いチケットでトリガーされるようです。

    予約の24時間にキャンセルし、JetBlue ウォレットに返金するというオプションもあります。


    スピリット航空

    有効なオプションは見つかりませんでした。


    サウスウエスト航空

    サウスウエスト航空ではチケット価格が 100 未満の安いチケットでトリガーされるようです。

    キャンセルしてトラベルクレジットに払い戻すオプションもあります。


    ユナイテッド航空

    ユナイテッド航空は中でも最も簡単なオプションを提供しています。

    ユナイテッド航空ではトラベルバンククレジットを直接購入することでトリガーされます。

    トラベルバンククレジットの有効期限は5年でユナイテッド航空のチケットの購入に使うことが出来ます。


    【まとめ】

    まとめ

    いかがだったでしょうか。非公式な使い方の紹介では、恐らく航空会社が意図していないものもあります。そのためこれらの方法はいつ使えなくなってもおかしくありません。

    現時点で最も簡単な使い道はユナイテッド航空のトラベルバンククレジットを購入することですので冒険したくない方はこの方法が最も無難かと思います。

    ちなみに各々の事例について質問されても分かりません。この手の裏ワザは先人が試してみて結果を共有してくれたデータのおかげで成り立っているものです。

    分からなければ試してみて、上手くいくかどうか確認して、それをデータポイントとして共有していただければ次の人が助かります。

    より多くのデータポイントが知りたい方は flyertalk のフォーラムを覗いてみてはいかがでしょうか。


    以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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