ホテル系のクレジットカードの中でもビジネスカードは5/24ルールにも抵触しないため積極的に作っていきたいカード系統です。
今回は2024年3月末にカード特典が大きく変わった Hilton Honors Business Card について今一度詳細を確認したいと思います。
【評価・年会費・特典】
Hilton Honors Business Card | ||
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おすすめ度 | ★★★★☆ | |
カードブランド | American Express / Business | |
年会費 | $195 | |
ポイント還元率 | 12X | Hilton Hotels & Resorts |
5X | その他(暦年で最初の$100,000まで) | |
3X | その他(それ以降) | |
サインアップボーナス | 130,000 Hilton Honors Bonus Points | |
ボーナス条件 | 6カ月以内に$6,000の使用 | |
その他の主な特典 |
Hilton ゴールドステータス $240 Hilton クレジット($60/四半期) $40,000/年の利用でダイヤモンドステータス National Car Rental のステータス |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | americanexpress.com |
年会費は$195と他のホテル系ビジネスカードと比較しても高めの設定となっていますが、四半期ごとに利用できる Hilton クレジットを上手く活用できれば十分に取り返すことの出来るものです。
サインアップボーナス目的でこのカードを検討する方もいるかと思いますが、Hilton のポイントは Amex MR ポイントから1:2で転送できることも覚えておきましょう。
手軽に Hilton ゴールドのステータスが手に入りますが、パーソナル版の Hilton Honors Surpass やアメックスプラチナの特典でもゴールドステータスは手に入ります。
年間 $40,000 利用すればダイヤモンドステータスも手に入りますが、それなら Hilton Honors Aspire を作る方が手軽でおすすめです。
カード利用によるポイント獲得ではどこで使っても年間$100,000までは$1に付き5ポイント手に入るので、Hilton のポイントを稼ぎたい人にとっては中々良い還元率です。
内容変更についての詳細は下記記事をご覧ください。
【最上位カード Aspire とは好相性】
パーソナル版の最上位カードである Hilton Honors Aspire とは相性が非常に良いです。
Aspire はカード作成だけでダイヤモンドステータスが手に入るので Hilton ホテルでの滞在をより充実したものにしてくれます。
ポイント還元率の良いカテゴリが Aspire では限られてしまうので、そこをカバーする形で Hilton Honors Business Card を利用することで効率的にポイントを貯めることが出来ます。
【ヒルトンゴールド会員】
Hilton Honors Business 単独で見た場合は、このゴールドステータスの特典は魅力的です。
スイートまではいかないものの、エグゼクティブルームまでのアップグレードと、ホテルにもよりますが朝食無料が嬉しい特典です。
Hiltonの会員ステータスの詳細についてはこちらで確認することが出来ます。
とは言え、ホテルのグレードにもよりますが朝食への期待のし過ぎは良くないでしょう。
またエグゼクティブルームへのアップグレードを受けられた場合、エグゼクティブラウンジも利用することが出来ます。
エグゼクティブラウンジは朝食や軽食、アルコールを含めたドリンクなどが無料で提供され高級感のあるソファやテーブルでゆっくりくつろぐことが出来ます。アップグレードは空室状況によりますが、されたらラッキーですね。ただしすべてのホテルにエグゼクティブラウンジがあるわけではないので注意が必要です。
【その他の特典】
240 Hilton クレジット
暦年の四半期ごとに$60のHilton ホテルで使えるクレジットが付与されます。
ホテルで直接使うのが王道の使い道ですが、公式サイトのギフトカードでも使えるという噂があります。
$40,000/年の利用でダイヤモンドステータス
暦年で$40,000利用するとダイヤモンドステータスが手に入ります。
ですがダイヤモンドステータスが欲しいのでしたら素直に作るだけでダイヤモンドステータスがもらえる Aspire を作ることをおすすめします。
National Car Rental のステータス
登録することでNational Car Rentalのエメラルドクラブエグゼクティブステータスを利用できます。
【ポイント還元率】
Hilton Honors Business は基本$1使用で1ポイントで、ヒルトンホテルの利用で12倍、それ以外全てのカテゴリで5倍、ただしこれは上限として暦年で $100,000 までですのでそれ以降は3倍の還元率となっています。
悪くない効率でポイントを貯めることが出来ますが、HiltonポイントはAmex MRポイントから2倍のレートで交換出来ることは覚えておきましょう。
【Hilton系のクレジットカードの特徴】
IHGやMarriottのクレジットカードはこちらのカードのサインアップボーナスを貰うとあちらのカードのサインアップボーナスは貰えないといった、ボーナスを受け取るための条件があります。
またIHGやHyattのクレジットカードの種類は多くは無いです。
しかし、Hilton系のクレジットカードはそういった縛りは無く、やろうと思えばパーソナルカードとビジネスカードを合わせた4枚全てのサインアップボーナスを受け取ることが出来ます。(もちろんカード申請がアメックスに承認されればですが)
さらに最上位のHilton Honors Aspireを作ればヒルトン最上位ステータスのダイヤモンドステータスも手に入ります。
そのためこれらのカードを片っ端から作ってダイヤモンドステータス+合計500,000以上のポイントを手に入れてヒルトンホテルを満喫する、ということも可能です。
ただこれをするとChase5/24未満で抑えるのは厳しいでしょうからChaseの作りたいカードを予め作ってからすると良いでしょう。
【対抗カード】
Hilton Honors Surpass
パーソナル版の Surpass は年会費が $150 とビジネス版より $50 ほど安いです。
また年間で $15,000 利用後に無料宿泊特典を獲得出来ることもあり、似たカードとは言え違いも少なくないのでよく比較してみると良いでしょう。
IHG Rewards Premier Business
IHG Business は年会費も $95 と手ごろであり、毎年カード更新時に無料宿泊特典も貰える魅力的なカードです。
ホテルブランドの好みもありますが、このカードも合わせて検討すべき良カードです。
【紹介リンク】
もしここまでの解説で Hilton Honors Business Card を作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私やブログ読者様にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。少々年会費が高いですが、 Hilton ポイントを稼ぐ手段として魅力的なカードです。
Aspire とのコラボレーションで Hilton ホテルの最大限のパフォーマンスを引き出すことも出来ますし、Hilton 入門カードとしてゴールドステータスでの宿泊がどんなものなのかを体験してみるのも良いでしょう。
旧バージョンではありましたが、私も駐在初期に作ってお世話になった1枚でもあります。
一応過去仕様の Hilton Honors Business Card についても記事を残していますので興味のある方は参考程度にお読みください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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6 件のコメント:
今、カード作成検討しているものです。
紹介リンク1が、リンク切れのようです。
ご連絡ありがとうございます。
リンク切れのもの削除させていただきました。
もしカード作成しましたらこちらで紹介リンク掲載も可能ですのでご連絡ください。
はじめまして。情報掲載ありがとうございます。今回の変更で以前にあったプライオリティパスの権利はなくなってしまったとのことでしょうか。実は旧カードを持っているのですが、どうなるのかと思っておりまして。
もう一点、すいません。ヒルトンクレジットで公式サイトからギフトカードが入手できるかもとの噂について最新情報はございますでしょうか
カードの特典内容の変更によりプライオリティパスの特典は無くなりました。
以前作ったカードでも同様だと思いますがカード更新のタイミングによっては残っているかもしれませんのでご自身のカード特典を確認してみてはいかがでしょうか。
ギフトカードに関しては私自身が試したわけではないですがトリガーされるようです。
ご連絡ありがとうございます!確認してみます。
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