アメリカ大手トラベル情報サイトのThe Points Guyにて2024年度のTPGアワードが発表されました。
今回はその中で発表された2024年度の部門別のベストクレジットカードに選ばれたカードを紹介していきます。
【TPGアワードとは】
TPGアワードとはアメリカ大手トラベル情報サイトのThe Points Guyにて毎年発表される、旅行に関係した賞です。
クレジットカード以外にも航空会社、ホテル、クルーズ、一般旅行などが発表されています。
The Points Guyはアメリカを拠点として旅行体験を最大化することに焦点を当てた信頼できるメディアプラットフォームです。
私もクレジットカードだけでなく旅行関連の非常に有用な情報をよく参考にさせてもらっています。
今回はそんなTPGとその読者が選んだ今年最高のクレジットカードを紹介させてもらえればと思います。
【ベストトラベルリワードカード】
Chase Sapphire Preferred
年会費:$95
主な特典:$50のホテルクレジット、提携先へのポイント転送等
カード申し込みリンク(紹介)
ベストトラベルリワードクレジットカードにはChase Sapphire Preferredが選ばれました。
なんとTPGアワードが始まって以来7年連続で優勝している唯一のカードです。
控えめな年会費、高額のサインアップボーナス、優秀なポイント還元率、十分すぎるステートメントクレジットに、破格の旅行保険、そして高いポイントの価値。
どれをとっても隙のない最強のクレジットカードと言って良いでしょう。
アメリカでどのクレジットカードがおすすめかと問われればとりあえずこのカードを勧めておけば間違いは無いと言っていいカードだと私も思いますので納得の受賞です。
【ベストプレミアムカード】
Capital One Venture X Rewards
年会費:$395
主な特典:$300トラベルクレジット、カード更新時10,000ポイントボーナス、ラウンジアクセス、ポイント還元率2~10%等
カード申し込みリンク(紹介)
年会費の高いカードを対象としたベストプレミアムクレジットカードにはCapital One Venture X Rewardsが選ばれました。
Amex Platinum や Chase Sapphire Reserve など強敵を抑えての2年連続の受賞で、私の一押しのカードなので嬉しいです。
プレミアムクレジットカードの中では安めの年会費で、しかもそれは毎年付与される旅行クレジットとボーナスマイルだけで相殺可能と大盤振る舞いのカードです。
多くの特典がありどれも優秀なのですが、非常にクオリティの高い Capital One ラウンジへのアクセスや旅行で10倍のポイント還元などが秀でています。
特に Capital One ラウンジは2024年もワシントン・ナショナル空港(DCA)にオープンし拡大中で来年も更なる空港でのラウンジオープンが期待できます。
【ベスト年会費無料カード】
BILT Mastercard
年会費:$0
主な特典:手数料なしで家賃支払いが可能 等
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数多くある年会費無料クレジットカードの中からは BILT Mastercard が選ばれました。こちらも2年連続の受賞です。
家賃の支払いを小切手やオンラインポータル、Venmo や Paypal などまで幅広く対応しており、しかもそれを手数料無料でやってくれるので、これだけでも年$100以上はお得になるでしょう。
さらにこのカードの利用で貯まる BILT リワードポイントが非常に優秀でアラスカ航空のマイルや Hyatt ホテルのポイントなど幅広いポイント転送先が魅力です。
年会費無料のカードが好きな方だけでなく、普段は高額のサインアップボーナスのカードを作ってる人も考慮する価値のあるカードです。
【ベストキャッシュバックカード】
Citi Double Cash
年会費:$0
主な特典:購入時1% + クレジットカード支払い時1%の合計2%キャッシュバック 等
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無難で安定感のあるキャッシュバックカードとしては Citi Double Cash が選ばれました。
ほぼ同じ特典の Wells Fargo Active Cash Card とはキャッシュバックを Citi ThankYou ポイントへ転送できる柔軟性の高さで差が付いたと思われます。
いつでもどこでも安定して2%キャッシュバックが手に入るカードは1枚このタイプを持っておくと重宝します。
【ベスト新カード】
Wells Fargo Autograph Journey
年会費:$95
主な特典:$50 エアラインクレジット、ホテル5%還元率、エアライン4%還元率 等
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2024年に登場した新カード、もしくはリニューアルしたカードに贈られる Best New or Refreshed カードには Wells Fargo Autograph Journey が選ばれました。
個人的にはもう少し特典が欲しいところではありますが、ポータル経由を必要としないホテルでの5%還元率は中々優秀です。
ポイント転送が可能なパートナーがまだ充実してるとは言い難いので来年の拡大に期待です。
【ベストビジネスカード】
Amex Business Gold
年会費:$375
主な特典:$240ビジネスクレジット、変則4%還元率 等
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ベストビジネスクレジットカードには Amex Business Gold が選ばれました。
ユニークな可変の還元率4倍のカテゴリを持ち、MRポイントを効率よく貯めるのに一役買ってくれるカードです。
またターゲットを絞ったサインアップボーナスのオファーが比較的多くあり、最近は200,000ポイントの NLLオファーなどもあり、複数枚作ることさえ出来ます。
上手くサインアップボーナスが上がっているタイミングで作るのがおすすめです。
【ベストサインアップボーナスカード】
Ink Business Preferred
年会費:$95
主な特典:3ヵ月$8,000利用で90,000URポイントのサインアップボーナス 等
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みんなが大好きサインアップボーナスの部門では Ink Business Preferred が受賞しました。
一時期は期間限定で120,000ポイントまでサインアップボーナスが増額されていました。
とても年会費$95のサインアップボーナスとは思えない破格の特典には受賞も納得でしょう。
【ベストラウンジアクセスカード】
Amex Platinum
年会費:$695
主な特典:ラウンジアクセス、$200エアラインフィークレジット等のクレジット、35%エアラインボーナス等
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ラウンジアクセスに特化した部門での受賞は不動の人気カード、Amex Platinum でした。
自社ブランドのセンチュリオンラウンジの数はいまだに競合を寄せ付けません。さらにプライオリティパスラウンジやデルタ航空を利用時は Delta Sky Club にも入場できます。
センチュリオンラウンジはアトランタ(ATL)やサンフランシスコ(SFO)など新規オープンもしており更なる拡大も進めています。
もちろんラウンジ以外の特典も充実しており、旅行好きは1枚持っておきたいカードです。
【ベスト航空会社提携カード】
Southwest Priority
年会費:$149
主な特典:$75 Southwestクレジット、7,500マイルアニバーサリーマイル 等
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激戦区の航空会社提携クレジットカードの中からはChase Southwest Priorityが選ばれました。
Southwest 航空は格安航空会社のくくりではありますがサービス面でも評価の高い航空会社です。
Southwest Priority は年間$75のSouthwestクレジットや7,500マイルのアニバーサリー特典、年4回のアップグレードなどSouthwest航空を使う人にとっては年会費分以上の働きをしてくれます。
米国内やその近隣の旅行で主に活躍する航空会社ですので、路線を確認して使えるようなら検討してみてはいかがでしょうか。
【ベストプレミアム航空会社提携カード】
AAdvantage Executive
年会費:$595
主な特典:Admirals Club メンバーシップ、ロイヤルティポイントボーナス 等
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デルタ航空とユナイテッド航空を押さえてベストプレミアム航空会社提携カードには AAdvantage Executive が受賞しました。
Amex センチュリオンラウンジなどクレジットカードラウンジは混雑の傾向がありますが、Admirals Club など航空会社ラウンジの混雑は比較的マシで、このカードはアメリカン航空の Admirals Club へのアクセスを可能とします。
ラウンジへのアクセスはゲストも2名まで無料と、家族やパートナーとアメリカン航空を頻繁に使う人にとっては年会費以上の価値を感じられるでしょう。
さらに良いのはアラスカ航空などワンワールド系列のラウンジにも入場が可能になる点です。
またロイヤリティポイントのブーストもあり、アメリカン航空のステータスを狙う人にも考慮すべき特典があります。
【ベストホテル提携カード】
Hilton Honors Aspire
年会費:$550
主な特典:Hilton ダイヤモンドステータス、無料宿泊特典、$200エアラインクレジット 等
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ベストホテル提携クレジットカードにはHilton Honors Aspireが選ばれました。
何と言ってもカードを作るだけで最高ステータスのダイヤモンドステータスが手に入るのが強すぎます。
それ以外にも無条件で1つ無料宿泊特典がもらえ、カードを使うことでさらに貰うことが出来るのも素晴らしいです。
アメリカだけでなく日本で使うのにも優れたこのカードも、次に作るカードの候補に入れてみてはいかがでしょうか。
【その他気になった受賞】
ベストホテルロイヤルティプログラム
前回 Hyatt に取られた栄光を取り戻し、Marriott Bonvoy が受賞となりました。
ホテル特典だけでなく、獲得の難しいエアライン航空への転送が可能な点が優秀ですよね。
ドルやポイントを使うのに最適な地域
これは良いのか悪いのか日本が選ばれました。
日本の文化などが注目されるのは嬉しい反面、安く利用されていると思うと少し複雑な気持ちです。
【感想】
いずれのカードも優秀なカードで、ほとんど私も作ったことがあったり作ること検討したことのあるカードたちでした。
注目はやはり Chase Sapphire Preferred で、競合カードが多い中で最優秀カードの座をキープし続けるのは流石ですね。
Venture X もお気に入りのカードなので高い評価受けるのは嬉しいですね。
これらのカードを来年作るカードの候補にしてみるのもいいと思います。
今回記事に取り上げなかった様々の賞もあるので本家の記事も一読してみてはいかがでしょうか。
よろしければ皆さんの中のベストクレジットカードもコメントで共有してみてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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