
エアラインマイルやホテルポイントに転送可能なフレキシブルポイントのカードも魅力がありますが、やはりキャッシュバックカードも無視は出来ない存在です。
今回はそんな数あるキャッシュバックカードの中でも非常に優秀な Bank of America Premium Rewards をレビューしていきます。
【評価・年会費・特典】

Bank of America® Premium Rewards® Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
カードブランド | Bank of America / Visa / Personal | |
年会費 | $95 | |
ポイント還元率 | 2x(※) | 旅行、レストラン |
1.5x(※) | その他 | |
通常サインアップボーナス | 60,000 Points | |
ボーナス条件 | 90日以内に$4,000の使用 | |
その他の主な特典 |
$100 エアラインクレジット $100 TSA PreCheck クレジット 還元率ブースト +25~75%(※) |
|
外国為替手数料 | なし | |
申込リンク | →公式リンク← |
Bank of America Premium Rewards は一見すると高い還元率を持つキャッシュバックカードのようには見えないかもしれません。
しかし Bank of America の口座の残高によって得られるステータスにより還元率に補正がかかり、最大で旅行とレストランカテゴリで3.5倍、その他で2.62倍と非常に高いキャッシュバック率を誇るカードとなります。
年会費の$95も使いやすいトラベルクレジットによって相殺しやすく、初心者から上級者まで幅広い層に使いみちのあるカードと言えるでしょう。
【$100 エアラインクレジット】

このカードの特典のエアラインクレジットは公式には以下の対象で自動的に使われます。
優先座席のアップグレード、航空券の変更/キャンセル料、受託手荷物料金、機内エンターテイメント、機内食および飲料料金、対象航空会社提携の空港ラウンジ料金
一方公式には以下は対象になりません。
航空券の購入、マイレージポイントの購入、マイレージポイントの移行手数料、ギフトカード、免税品の購入、特典航空券、航空会社提携パートナーで発生した手数料
しかし過去のデータポイントからは必ずしも対象外の購入であってもトリガーされる事例もあるようです。これについては Doctor of Credit のデータポイントを参考にするよ良いでしょう。
この特典は暦年で$100得られ、毎年1月中旬~下旬ごろにリセットされるようです。
【$100 TSA PreCheck クレジット】

このカードでは4年に1度 TSA PreCheck または Global Entry の申し込み料金に対して$100のクレジットを提供しています。
2025年3月時点で TSA PreCheck の費用は $78 なので全額カバーされますが、Global Entry の費用は $120 のため少し足が出ることは知っておきましょう。
【Bank of America ポイントの価値】

Bank of America ポイントの価値はシンプルに 1ポイント=1セント です。
ポイントが2,500以上になると以下の方法で引き換えることが出来ます。
同じレートで交換できるのであればギフトカードなどにする必要は無いので基本的にチェッキングやセービング口座へのデポジットにするとよいでしょう。
【ポイント還元率 及び 還元率ブースト】

Bank of America Premium Rewards の優れた特徴の1つはそのポイント還元率です。
通常では Bank of America Premium Rewards は基本$1使用で1ポイントで、旅行とレストランカテゴリで2倍、その他で1.5倍となっています。
これだけでは何の変哲もない還元率ですが、Bank of America Preferred Rewards の会員ステータスによってこの還元率が 25~75% 上昇します。
つまり最大で、旅行とレストランカテゴリで3.5倍、その他で2.62倍となり、特にどこでも2.62倍の還元率は非常に高いキャッシュバックレートとなります。
各クラスとブースト率は以下の表のようになっており、必要口座の残高は Bank of America の預金口座と Merrill 投資口座の合算になりますので Bank of America をメインバンクにすれば非常に優秀な還元率を手に入れることが出来ます。
クラス | Gold | Platinum | Platinum Honors |
---|---|---|---|
ブースト率 | 25% | 50% | 75% |
必要残高 | $20,000以上 | $50,000以上 | $100,000以上 |
旅行 レストラン |
2.5倍 | 3倍 | 3.5倍 |
その他 | 1.87倍 | 2.25倍 | 2.62倍 |
Bank of America Preferred Rewards プログラムの詳細はこちらの公式サイトで確認出来ます。
【博物館への無料入場特典 Museums on Us】

Bank of America / Merrill Lynch のデビットカードもしくはクレジットカードを持っていると、毎月最初の週末(土・日)に対象の博物館・美術館へ無料で入場することが出来ます。
入場するにはデビットカードもしくはクレジットカードと写真付き身分証明書が必要です。
アクセス出来るのは一般入場エリアのみで、特別な催し物をしている場合は別途費用が必要になります。
また無料入場出来るのはカードを持っているメインユーザーのみになります。
対象の美術館はこちらの公式サイトから確認することが出来ます。
【Bank of America のクレジットカードについて】

【対抗カード】
U.S. Bank Smartly Visa Signature

U.S. Bank Smartly Visa Signature も U,S, Bank の口座残高によってキャッシュバック率の変動のあるカードでこちらは最大4%のキャッシュバック率があります。
Bank of America の口座ではなく、U.S. Bank の口座をメインに使っている方はこちらがおすすめです。

U.S. Bank Smartly Visa Signature Card 評価レビュー - 理外の全カテゴリ4%CB
U.S. Bank Smartly Visa Signature Card についての評価記事です。
Wells Fargo Active Cash

Wells Fargo Active Cash は口座残高に関係なくどこでも2%のキャッシュバック率を得られるカードです。
口座残高を気にしたくない方はこちらの方が使いやすいかもしれません。

【常時2倍の還元率】シンプルイズベスト!?Wells Fargo Active Cash Card 評価レビュー
全ての購入で2%のキャッシュバック。シンプルな特典のWells Fargo Active Cash Cardについて解説しています。
Robinhood Gold Card

こちらはフィンテック企業である Robinhood の提供する全カテゴリ3%キャッシュバックカードです。
ただし実質的な年会費が$50かかります。
それ以外は最低残高の要件などはありませんのでこちらのカードの方がより高いキャッシュバックを得られる方もいるでしょう。
【まとめ】

口座残高に十分な金額があれば最大でどこで使っても2.62倍のキャッシュバックを得られる優秀なカードです。
$100のエアラインクレジットのおかげで年会費の正当化もしやすい点も優れていますし、博物館が月初週末無料になる Bank of America カードの特典も地味に嬉しいです。
U.S. Bank Smartly の登場で若干お株を奪われた感もありますが、今でも優秀なカードだと思います。
Bank of America をメイン銀行にしている方は申請を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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