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2025/04/20

アメリカの家族用クレジットカード Authorized user と Joint account について知っておくべきこと

Authorized user と Joint account


クレジットヒストリー構築にメリットのある Authorized user や Joint account ですが、これらの違いとメリット・デメリットはご存じでしょうか。
5/24 へのカウントやサインアップボーナス受け取りへの影響など、質問が多いコンテンツでもありますので、今回はこれらについてまとめて行きたいと思います。


【いわゆる家族カードは2種類】

家族

アメリカで家族カードと言われるクレジットカードは2種類あり、1つは Authorized user 用のクレジットカード、もう1つはクレジットカードを Joint account にすることです。
以後解説する記事の中で、最初のクレジットカード所有者を P1 (プレイヤー1)、あとから Authorized user になったり Joint account に加わる方を P2 (プレイヤー2)と表記します。

Authorized user - 承認されたユーザー

Authorized user とはメインのクレジットカード所持者(P1)から承認を受けてサブのクレジットカードを持つことの許されたユーザー(P2)です。
Authorized user (P2)は受けっとったサブのクレジットカードを自分のもののように使うことが出来ますが、このサブのクレジットカードの支払い責任はメインユーザー(P1)にあります。
配偶者や子供など、家族であることが一般的ですが、信頼できる友人などにも発行することが出来ます。

多くのクレジットカードが Authorized user の選択肢を提供しています。
Amex や Chase など大手のクレジットカード会社はたいてい Authorized user を追加できます。

Joint account - 共同アカウント

一部のクレジットカードは1つのカードアカウントを2人で管理することができ、これは Joint account と呼ばれます。
Authorized user が支払い責任がメインユーザー(P1)のみにあるのに対し、Joint account では2人(P1とP2)に平等に支払い責任があります。
仮に片方(P2)が全くカードを使っていなかったり稼ぎが無かったとしても、もう片方(P1)の支払いに対し同等の法的責任を負います。

多くのクレジットカードは Joint account の選択肢を提供していません。
数少ない例外として、ANA CARD U.S.A.JAL USA CARDU.S. Bank Cash+ CardApple Card は Joint account にすることが出来ます。


【クレジットヒストリーの構築】

パズル

もちろん良好な使い方をしている前提ではありますが、Authorized user でも Joint account でもクレジットヒストリーの構築にメリットがあります。

Authorized user であることのクレジットヒストリーへの影響

信用情報にプラスになる場合もあれば、全く影響がない場合もあります。
これはクレジットカード会社が Authorized user の活動を信用情報機関に報告しているかどうかによりますが、たいてい報告されていると思います。
Authorized user になることでクレジットスコアの要因の一つである「credit age」に影響を与えることが出来ます。
クレジットカード発行会社が Authorized user の活動を信用調査機関に報告する限り、そのアカウントは通常2~3ヵ月以内に信用レポートに表示されます。

Joint account になることのクレジットヒストリーへの影響

Joint account のクレジットヒストリーへの影響は Authorized user になるのとは少し異なるようです。
P2 が Joint account になった時点で、そのカードのクレジットヒストリーを持っていたというような扱いになるようです。

分かりにくいと思いますので例を挙げます。
渡米直後に旦那さん(P1)がクレジットカードを作り、1年後に奥さん(P2)が渡米し、合流したとします。
この時点では旦那さん(P1)のクレジットヒストリーは1年、奥さん(P2)は当然0年です。
その後、旦那さん(P1)の1年使ったクレジットカードを奥さん(P2)との Joint account にしたとすると、奥さん(P2)のクレジットヒストリーも1年使ったという扱いになるようです。
参考サイト様:米国の僻地で暮らす駐在員のブログ - 家族カードでもクレヒスが貯まる?!ANAカードUSAをジョイントアカウントに切り替えて発覚した驚きの事実。


【5/24 へのカウントについて】

Chase

アメリカクレジットカードでのポイ活を考える人にとって、家族カードが 5/24 にカウントされるかは気になるところでしょう。
5/24 ルールとは簡単に言うと、直近24ヵ月に5枚のクレジットカードを作っていると新しい Chase 銀行のクレジットカードは承認されない、というルールです。
残念ながら Authorized user のカードも、Joint account となったカードもカウントされます。
ただし Authorized user カードで Chase に直近に作ったカードが多すぎるという理由でカードの承認を得られなかった場合は、再審査用の電話ラインに連絡することで考慮してもらえる可能性もあります。

【保存版】Chaseの5/24ルールについて解説【対象内/対象外】

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アメリカのChaseの5/24ルール、クレジットカード申し込みの際のルールについて例を用いて説明します。また例外、対策も。


【サインアップボーナスの受け取りへの影響】

ボーナス

多くのクレジットカードには「以前にこのカードを持ったことが無い場合」や「〇ヵ月以内にこのカードのサインアップボーナスを受け取っていない場合」といったサインアップボーナスを受け取るための条件があります。
では家族カードを持っているケースでは、この条件に該当してしまうのでしょうか。
このサインアップボーナスの条件はメインユーザーのみを対象としているので、Authorized user カードを持っていても、メインユーザーとしてカードを作るときはサインアップボーナスを貰うことが出来ます。
つまり例えば P2 が Amex GoldChase Sapphire Preferred の Authorized user だったとしても、本人名義でメインユーザーとしてカードを作るときにはサインアップボーナスを貰う権利があるということです。
Joint account の場合はもらえないと思いますが、そもそも Joint account に対応しているカードで複数回サインアップボーナスを受け取りたいような魅力的なカードは無いと思います。


【カード特典の共用】

天秤

Authorized user は無料の場合と年会費がかかる場合がありますが、Authorized user にも一部のカード特典が付与されることがあります。
最たる例としてはクレジットカードのキャッシュバック率やポイント還元率はメインカードと同じです。
他にも一部のプレミアカードのラウンジなどの特典は、Authorized user であっても無料でアクセス出来たりするパターンもあります。
ただステートメントクレジットなどは Authorized user を追加したからと言って2人分受け取れるわけではないので注意しましょう。

例えば Amex Platinum の Authorized user には無料と有料の2種類があり、有料の方では空港ラウンジへのアクセスと Hilton のゴールドなどホテルステータスの特典が得られます。
Capital One の Venture X は無料で Authorized user を追加することができ、それにも空港ラウンジへのアクセスの特典が付いています。

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【申請に必要なもの】

書類

Authorized user 登録に必要なもの

Authorized user の登録に必要なものはカード発行会社によって異なります。
発行会社によっては SSN やITIN が必要な場合もありますし、そうでない場合もあります。
また同じ住所に住んでいる必要がある場合もあるようですし、そうでない場合もあるようです。
ただし SSN か ITIN の登録が無ければクレジットヒストリーを構築しようがないので注意しましょう。

Joint account にするために必要なもの

  • パスポート
  • SSN
  • 住所証明書類
  • 発行会社によって異なるかもしれませんが、上記の3つが基本的に必要になるはずです。


    【デメリットや注意点】

    デメリット

    Authorized user の場合

  • 一部の Authorized user カードには年会費がかかります。
  • 片方がクレジットスコアに悪影響を及ぼす行動をとった場合、もう片方も影響を受けます。
  • 前述の通り 5/24 にカウントされます。
  • メインユーザーでなければ受け取れない特典もあります。
  • Joint account の場合

    Authorized user と同じく、片方がクレジットスコアに悪影響を及ぼす行動をとった場合、もう片方も影響を受けるというのが注意点です。
    そして Joint account はアカウントの解消が Authorized user よりも大変です。
    Authorized user の場合はメインユーザーが Authorized user を削除すればそれまでですが、Joint account の場合は両者が同様の責任と権利を持っているためです。あまり考えたくはないですが離婚などのケースでは事態を複雑化させる恐れがあります。


    【まとめ】

    まとめ

    Authorized user も Joint account も、クレジットヒストリーの構築に一役買うため、パートナーと渡米する方は考慮する選択肢でしょう。
    それ以外にも、Authorized user を追加することで1人しか利用できないラウンジアクセスなどの特典を割安で2人分得ることなども出来るので、一部のクレジットカードでは 5/24 の枠を使う価値があるかもしれません。
    ただしカードの使い方などでトラブルが発生すると非常に面倒な事態になります。Authorized user カードや Joint account に設定するのは本当に使用できる人だけに限定するよう似た方がよいでしょう。


    以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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